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見つけたおふだ  作者: Apple(アップル)【青空優幸(アオゾラ ユサチ)】
3/6

③ 特別な

「私、大好きなんですよ」


「好物じゃからな」


「はい。でも、このおまんじゅうは…特別」


「?!普通のまんじゅうじゃが…」


「野菜を売りに出掛けた時に…必ず、買って来てくれる。

おじいさんの優しさが…こもっているから」


「わしは、野菜を作る事は出来ても…炊事が出来ない。

美味しい料理を毎日、作ってくれるばあさんへ。

せめてもの土産にと…」


「その気持ちが嬉しいんです」


すると…餌を食べ終わった猫は、

おばあさんの膝の近くに。


「この子も、そうでしたね。

うちに来た時は、痩せていて…」


「あぁ、可哀想でな…連れて来たんじゃ」


陽だまりの縁側で、満足そうにすやすやと眠っている猫。

おばあさんは、優しく手でそっと頭を撫でながら…

さらに、おじいさんに聞いた。


「そう言えば…この子の名前も、おじいさんが

考えたのでしたね。可愛い名前の由来は?」


次は、おじいさんがゆっくりと話し始めた…


「この猫の名前は…」

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