第1巻第1部第17節 「楽しい拷問その2(承前)」
運営様よりご指摘をいただき前3話ほどの内から不適切と思われる箇所をいくつか削除いたしました。無削除版の公開形式は未定ですがアワアワと考え中でございます。
さて、続くこの節でも相当に、所謂全年齢向きではない描写が続きますので前もってヤヤコシイ箇所は削除しておき、伏せ字オンパレード版にて一旦公開を、と考えておりましたのです。が、
ヒャイ、コレが相当に厳しくツライ作業になりそうなのでございます。
結局、オツムがバラバラにコンガラガッテしまい、何か相当にショームナク、情けない諦めの境地に侵食されつつある今日この頃・・・
で、本当にお恥ずかしい限りのひ弱さなのですが、この節の公開を一旦先延ばしにし、
とりあえず次節からの再開という事でお許しいただければ大変幸いです。
お話の主筋から言えば、ほとんど全く進展の無いところ、まあ、すっ飛ばしたところで実害などあろうはずもないのですが、細部の描写や会話の中に、時たま、アレレ? という、不可思議な情報があったりなかったりいたしますのでヤムヲエナイ仕儀とは言え、そこはかとなく物悲しい心持ちではございます。
ではでは、形式的に、ではありますが、冒頭の1節及び粗筋のおおよそのみにて、
この節は盛大にお茶濁させていただきます。本当にすみませんです。
*
「ここでしらを切れるなんて大したものよ、」
テュスラ・オッシナの冷やかな声が続く。
「じゃあ聞くけど、テュスラの手刀の馬鹿っぷりはちゃんと見てたのよね、」
「お飲み物のおかわりは如何かなって思ったんです、で、ドアの前まで来てびっくりしてしまって、」
「うそおっしゃい、喧嘩の始まったのをアララーって見てたって、さっき言ってたじゃない、」
「それはそうです、丁度その時だったんです、お二人の喧嘩腰の声が聞こえてしまって、あわててしまって・・・」
「ふふん、それで?」
「後はもう無我夢中で、そ※、ああ、飛び込んでしまって・・・」
「ふーーん、で、その前のあたしたちの戦闘は全然見てないって?」
「戦闘?」
「戦闘よ、」
薔薇の姫を見上げる猫娘の頬にさらに異様な赤みが差す。
「な、なんのことかわかりません、」
「へえ、じゃこれはなに?」
ダインバーントの強力な左手が小娘の○○に差し込まれる。同時に、不可思議な連携ともいうべきか黒衣の侍女の右手が娘の口を押さえている。全身が小刻みに震えているが実際には微動だにできはしない。嗚咽に似た悲鳴は完璧に封じられ・・・
<※「そ」 ・・・ この「そ」が「阻止」或は「制止」「制動」の観念に類する意志の現れ、そのカケラ、端緒であったことは確実だが、それを可能にする自身の力能についての自信がどれほどのものであったのかは今のところ不明とするしかない>
【以下省略】
完全版はともかく伏せ字オンパレード版の暫定公開は準備でき次第こちらに挿入いたしますので暫くお待ちいただけましたら幸いです。
尋問というか拷問というか、謎の3PPがつづきますが
実際には、夜のガールズトーク程度のもんでございます。
この後、カランソットの乱入や、温泉行きの相談、
また、少し時間が前後しますが、川を渡る主従の様子、
パストウィートとの一瞬の遭遇などが描かれるようです。