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パレット

作者: 音澤 煙管





悪い事と言うのは、

立て続けに起こる時で、

不満だけが溜まる日。


その中と言うのは、

一人で居る時が無い事が多く、

一日が長く感じて

人すら見たく無くなる日。


誰のせいでも無いけれど、

抱えた不満は消化出来ず

あらゆる事が気に触る日。


ネガティヴも最高潮に、

我慢も出来ずにイライラする日。


何も気にせず過ごす日と、

比べてみてもだいぶ違い

気荒い自分を振り返らせると、

それは気分で違うスポンジだった。


欲で満たされたスポンジは、

何も受けず気にせずに

悪いことも良いことも、

何も寄せ付けないと気付く。


スカスカのスポンジは、

気になる事全てを吸収し

全部自分の事に思えてくる。


一度吸い込んだスポンジは、

自然に乾かし干していく

反省は洗浄で、

知恵と経験の溶剤使い

洗い流して乾き待つ。


本当のスポンジは、

自信と自尊に満たされて

何時もの姿のらしい自分。


物事には二つあると誰か言う…


白か黒、

透明か不透明、

信じるか疑うか、

生か死か、

静か動。


今の心のパレット拡げれば、

トラウマと言う色が残って居た。


こいつは乾き切り、

ちょっとやそっとや洗えない

少し時間をかけてみようか?


洗浄しようとスポンジ使い、

今の色を足してみると、

パレット全体トラウマ色に

重ねた年月混ぜた色。


これからの色を足してみる、

想像でも願いでも…すると

トラウマ色が薄れていった。


人は何度も繰り返す、

良い言動も過ちも。


人は皆、

パレット拡げる時はきっと

心の色を塗り替える時なのか?


塗り替えた回数だけ、

人に優しくなれる人…

自分が強く成った時。


やれやれ…

やっと落ち着いた、

ぼくの色は言葉の色。


ここでパレット拡げて居る…




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