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rendez-vous

(けい)はバイクを東京駅に程近い駐輪場に置いてきた。


丸の内南口で右紗子(うさこ)と待ち合わせである。

ドーム状の天井と床の模様が美しい。電車の駅なのに癒されてしまう。無料で入れるのはちょっとすごい、と思う。

京のお気に入りスポットであった。


荘厳なドーム状の天井に包まれていると、右紗子が改札を抜けて歩いてきた。軽く手を振って挨拶する。



「お待たせ〜」

「よう」

「広いけど、意外と近くてよかった。ここ、初めて来た」

「綺麗だろう?」

「うん、なんかさすが東京駅、って感じ。」


右紗子が京の腕を軽く持ち、外へ歩き出す。


つやつやのガラス張りのビルディングが並んでいる。

振り返れば時代がかったデザインの駅舎。



「はぁ...テレビで見るよりずっと綺麗。たしか東京駅って、泊まれるんだよね?」

いいなぁ、いつか、と呟く右紗子を連れ、京は横断歩道へ向かった。

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