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最強と最弱のレクイエム  作者: 天雨 貴樹
一章 旅路
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序章 最強の降臨と最弱の出会い

どうも。お久しぶりです^^ 天雨あまう 貴樹たかきです!

本作品は、僕の第二作目となりますが、初めてのジャンルに戸惑いながら一生懸命書かせていただきました!是非最後まで読んでいただけると光栄ですヽ(´▽`)/

今作品も応援などよろしくお願いします!

返り血に染まってしまった自分。

激しい雨の中、硝煙が立ち込め、鮮血の匂いが漂う暗い街。

傷だらけの体を無理矢理ながらも動かし、仁王立ちで、南方を見やる。

「覚えて…いろ…私は貴様を…貴様の一族を…恨み続けるっ!無強むきょう…ガイア」

そこで南方は地を嘗め、皆無流かいむりゅうを喰らい息絶えた。

「また殺ってしまった…」

そしてその場にいた自分の記憶までもを失ってしまっていた。


俺は「サリナ」という街で学生をついこの間までしていた。これまでは親との約束を守っていた。普段からこの名前のせいで煽られ誹謗され嘲笑されるのが日常茶飯事で、俺にとってはそれこそがノーマルであり、必然事項だった。

「おーい!ガイアくん!君の名前って神様からとったんだよね?へぇ~なんか弱そうだな」

「お前無強って事は、強く無いってことなんだよなぁ?」

心がない訳じゃない。ずっと言われていれば腹も立つ。だからといって暴れたとしても完全に悪者になるの確実に、俺だ。言わずとも知れている周知の事実だ。だからなんとしても親との「何があっても絶対にやり返さない」という約束を守る。これは道理であり世界の摂理とも呼ぼうものだろう。酷くこの世界を憎んだ。


「おま…バケモノめ…」

だがある日、その約束を突如として破ってしまう。


「あの~…いい加減、名前くらい教えてくれませんかね?」

「なんだよ…俺の名前は無強 ガイアだ」

国の戦力として騎士団に迎え入れられた俺はつい先ほど、意地の悪い新米潰しを倒した。後から何故かついてきていた男の質問に答えた。

「やっぱり!あの動きって皆無流の基礎ですよね?」

「何故お前がそれを?この武術はみな知らないはずだろ」

「えと…僕の家にたくさん皆無流についての記述がたくさんありまして…その書いてあった動きに無強さんの動きが似ていたので…」

「お前それだけで声かけたのか。すごいな…」

「あんなに圧倒的な力を見たら誰でも気になりますよ。さっきの新米潰しも、ここら辺では強くて有名な方だったんですよ?」

「そ…そうなのか。でも、俺に話しかけたところで何がしたかったんだ?」

「僕を弟子にしてください!」

「皆無流は教えることを禁じられてんだ。もし使いたけりゃ体で盗め」

「はい!師匠!」

皆無流は、先祖代々受け継がれていて、俺は修行も兼ねて自分の家を出ていたため調子にのって弟子に教える暇などなかった。俺が使用を許されているのは基礎の型だった。皆無流の基礎の型は皆無流の本当の力を発揮せずに相手を蹴散らすことが出来る。そのため、俺には実践以外なら基礎で十分だと教わり、今回もそれで切り抜けた。 

約束を破りながら。

「そういえば、お前の名前は?」

「僕は南方みなかた たけるです。よろしくお願いします」

二人の冒険が始まるのだった。



最後まで読んでいただき感謝です!!!

第二作目の作品ですが、プロット無しで書かせていただいたのですが、初のジャンルなので、正直プロットが書けず、書いてみました。

アドバイス・質問等あれば募集しているので、是非感想コメントをいただけると嬉しいです^^

それでは、また次回作までしばしのお別れを…

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