第1.5章:用語集(家系・召喚魔法)
◇ 四大名門
日本魔法界を代表する、四つの魔法の名家の総称。
いずれも長い歴史と優れた魔法技術を持ち、日本各地で発生する魔法事件や魔法犯罪から人々を守り続けてきた。
それぞれが九州、西日本、東日本、北海道の担当地域を守護しており、日本の魔法界において大きな影響力を持つ。
京都に本家を構える神桜家も、その一つに数えられている。
■ 神桜家
四大名門の一角を担う魔法の名家。
京都に本家を構え、主に西日本一帯で発生する魔法事件や魔法犯罪から人々を守護している。
数ある魔法の中でも召喚魔法を得意としている。
神桜蕾は神桜家の次女。
幼い頃から魔法で類いまれな才能を示し、神桜家史上最高の天才と評されており『神桜の神童』と呼ばれている。
1.5章では故郷である日本を離れ、アストラル・オーダー第1執行部『星刻』に訓練執行官として所属している。
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◇召喚魔法
精霊や精獣を召喚獣として呼び出し、その力を借りて戦う魔法。
術者は召喚獣へ魔力を供給し、その存在と力を現世に維持する。
一般的には召喚獣が前線で敵と戦い、術者は後方から魔力を送りながら指示や支援を行う。
召喚する存在が強力であるほど、契約や召喚に求められる技量も高く、召喚後に術者が負担する魔力も大きくなる。
■四神召喚
神桜蕾が使用する召喚魔法。
東方の青龍、南方の朱雀、西方の白虎、北方の玄武――四方を守護する四柱の神獣を呼び出し、その力を借りて戦う。
四神はそれぞれ異なる性質と能力を持ち、蕾は戦況や目的に応じて召喚する神獣を使い分ける。
1.5章で召喚されたのは水を司る東方守護神『青龍』。
瑠璃のように輝く碧い鱗と長大な身体を持ち、その周囲には清らかな水流が絶え間なく渦巻いている。
召喚時には桜色の魔力と無数の桜の花びらが舞い上がり、神獣の姿を現世へ形作る。
■四神武装
神桜蕾が独自に編み出した、四神召喚の新たな戦闘形態。
召喚した四神を直接戦わせるのではなく、その身と力を武器へ変え、術者である蕾自身が装備して戦う。
召喚獣が前線で戦い、術者が後方から支えるという従来の召喚魔法の常識を覆し、召喚獣と術者が一体となって戦うことを可能にした。
召喚される精霊や神獣は、神話や御伽話に登場する神秘の存在。
その身を変えて生み出された武装もまた、人の技術では作り得ない「神造の武器」と呼べる力を秘めている。
1.5章で披露されたのは、青龍を一振りの太刀へ変える四神武装――『青龍刀』。
完成した武器は水晶のように透き通った碧い刀身を持つ。
武装時には蕾の右腕が龍鱗のような小手に覆われ、青龍の尾を思わせる水流がその身を守る。
青龍刀が秘めるのは、青龍が司る水の力を極限まで圧縮し、あらゆるものを断ち切る力。
刀身を巡る超高圧の水流は鋭利な刃となり、強固な魔法防壁や巨大な魔法さえも一刀のもとに斬り裂く。
四神武装を使うことができるのは、神桜家の中でも蕾ただ一人。
その存在は、彼女が『神桜の神童』と呼ばれる理由の一つとなっている。
明日の次回予告投稿後にに2章の達筆のために少しだけ投稿が止まります。
詳しくは明日の活動報告で書きます。




