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暗闇
静かな暗闇
重い空気が漂う
カリエンヌは真っ暗な中を漂っていた。
ここは違う扉の世界
いろんな声が聞こえる
そこから見つけた1つの声
カリエンヌが聞きたかった本当の声が聞こえてきた
ずっと遠くから
ずっと下の方から
声の主は、彼女が誰なのか知らない
でも彼女の事を知っていた
だからこそ、聞いて欲しいことがあった
しばらく彼の声に耳を傾けた
カリエンヌの頬を涙が通り過ぎた
やっと聞こえた本当の声
答えは見つかった
彼女のすべき事が
この答えを見つけるためにここまでかかった
ここまで来た
そして・・・
カリエンヌは、海の国へ戻る為の扉を開けた




