表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月の夜に  作者: カノン
16/42

ガーデンパーティ(2)

 数曲歌った後、


 ”カリエンヌ嬢、実に美しい歌声をありがとうございました。

 余興は十分です。

 本日のパーティーの目玉はこちら。”





 噴水近くの箱にかけられていた布を避けると、


 エラゴラがいる。


 手足を繋がれ、苦しそうな表情をしている。




 ”こちらの妖精を今回の目玉といたしましょう”




 侯爵がそう言って、皆の前にエラゴラを、まるで見せ物のように示している。



 何だか、空気が重い。ゆらゆらしていられない。






 その時、向こうから紫色の風が吹いてきた。



 エラゴラが危ない!!!

 そう直感したカリエンヌは、エラゴラの閉じ込められている籠に飛びついた。


 エラゴラが連れて行かれてしまう!そう直感したのだ。


 だが、風は冷たく、重く、カリエンヌは凍ってしまった。




 エラゴラは檻の隙間から紫の空気に吸い込まれるように連れ去られて行く



 ”カリエンヌ、助けてーーーーーーー”

 凍ったカリエンヌは動くことができず、エラゴラの声が小さくなっていくのだった。





 驚いたのは、それを笑いながら見ている招待客。

 彼らは凍ることもなく、拍手までして、まるでお祭り騒ぎのように喜んでいる。


 ”狂っているわ、貴方達は・・・・”

 そのままカリエンヌは気を失った。




 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ