異世界ラ・ナタク、転生 バルン国!! 最恐の姫!
場所/主人公 死群剣の二階自室 時間/朝 概要/可愛い子との結婚式の夢を見る 本文/
謎の声(この指輪を付けて、リリア様と誓いのキスを)
剣「はぁーい♡ ちゅー♡」
指輪を付けて、剣はキスをしようとした。後少しで唇と唇が重なる。
その瞬間、剣が寝ていたベッドの上にある目覚まし時計が鳴った。
Ririririri!
剣「んにゃ? ふぁあぁ、よく寝た。何かキスする夢見たぞ。かわいい子だったなぁ♡」
剣は上に手を上げ、あくびすると、上半身を起こしベッドの前を見た。
剣「あれ? 指輪? 変だな、こんな所に指輪なんてあったかな?」
剣「ま、待てよぉ? このコウモリみたいな形の指輪、さっき夢で付けたのと似てるぅ?」
謎の声(さぁ、姫様の許嫁よ、指輪をつけるのじゃ)
剣「な、なんだぁッ? こ、声が聞こえた? うそだろぉ」
謎の声(嘘ではない。夢で逢った可愛い人に逢いたいならつけるのじゃ)
剣「ま、まさか、あのかわいい子に? はぁーい♡」
単純明快な主人公は、多分女好きと思われるが、あっという間に指輪をつけてしまった。
すると、その瞬間、指輪が光り、主人公の姿が消えた。部屋には誰もいなくなった。
場所/異世界ラ・ナタク、バルン国の城内 時間/昼前 概要/リリア姫の結婚式 本文/
次元に穴があき、剣が空間から移動し、結婚式が行われている新婦の隣に舞い落ちた。
剣「わーッ、いてぇ」
尻もちをつき、剣は尻を手で押さえ痛そうな顔をする。(この時、結婚式場にいた人の視線が集まる)剣が落ちた隣には、ウェディングドレスを着た、新婦がいた。なぜか、新婦の隣に剣は落ちてきたが、剣は
それに気づき、辺りを見渡し、新郎がいないのに気が付いた。
その時だった。
「おめでとうございますぜよ、若殿様!」
剣「わぁー、な、なんだぁ? 指輪がしゃべった? うそだろ?」
指輪「貴方は、我が主、リリア姫様の婿様になられる、許嫁のお方です」
剣「はぁ? 許嫁? ムコ様? 意味がわかんねー、チンプンカンプンだ」
そういい、剣はジト目でコウモリの形をした指輪を見遣る。
新婦「あなたが、私の許嫁ね。結構ハンサムじゃない!」
剣「は、ハンサムって、そんな、えぇッ、キミってまさか、夢に出てきてた、あの?」
新婦(リリア姫)「コウモリリングによる、幻影の夢を見たのね。その指輪はね、時空を超えて、運命の人を見つける、ドラキュラス一族に代々伝わる結婚指輪なの」
剣「(城の中?)俺が運命の人? それに、キミはまだ子供じゃ?」
新婦「キミじゃないよ。リリアって名前があるよ。貴方はなんていうの?」
剣「俺は剣、だけどよぉ、うそだろ、ここまるで魔法の世界じゃねーかよぉ俺夢見てるのかな」
剣はそういい、ほっぺたを手で引っ張る。だが、痛い。夢ではないようだ。
リリア「面白いね、キミ。ここは、異世界ラ・ナタク。私の国、バルン国よ」
剣「私の国ってまさか、一国の姫様?」
リリア「そうだよ。今、私の結婚式執り行ってる最中よ。皆みてるよ」
神父「現れた運命の新郎よ、新婦に誓いのキスを」
剣「ちょ、ちょっとまってよ、き、キスって? 俺まだ学生だし結婚なんて」
リリア「貴方は指輪で現れた紛れもない結婚相手よ。運命の人の元にしか指輪は時空を超えて飛んで行かないの。だから、旦那様よ」
剣「まじかよぉ」
リリア「キスしないとだめだよ」
リリア「んぅー」
剣「(かわいいし、まぁ、いっか。キスくらいなら。いざとなったら逃げりゃいいし)」
剣「(兵士が沢山いる。囲まれてる? 剣に槍、戦斧? しかも、戦闘態勢? に、逃げれない)」
剣「(ええぃ、俺のファーストキスよ。もう、どうにでもなれ!)」
リリア「んんぅ」
剣とリリアがキスをした。
その瞬間だった。一瞬だけ二人から光りが出た。
その光はあっという間に消えた。すると、剣がなぜかふらついた。
剣「な、なんだ、力が抜けるぅ、立っていられねー」
リリア「結婚成立。永久契約終了ね」
剣「け、けいや、くぅ?」
ドタァ
剣はその場に倒れこみ意識を失った。
一体、どうしたというのだ。
☆☆
ぼつぼつ、連載していきます。
応援よろしくお願いします。
気に入ってもらえたらブックマークなどしていただけるとうれしいです。
この物語はシナリオ形式になってます。
読みやすいかと思います。
こんにちは。
少しずつ書いてる作品をオンライン化していってるのですが、中々追いつきません。
やっと一つという感じです。
シナリオ形式になってます。
剣がキスしたのは一国の姫であって、何かを契約した模様。
どうなるのでしょう。
また更新します。
よければ遊びに来てください。
他の作品もできるだけ更新していけるように頑張ってみます。
読み物として頑張っていくのでブックマークなどしていただけるとうれしいです。
この物語は、設定がぶっ飛んでます。作者も改めてみてみると、こんなのでいいのかという感じのが。
貴重な時間を割いてみてくださってありがとうございます。
これからも応援していただけるとうれしいです。
またお会いしましょう。
それではまた。