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「夢かなって異世界の王女様に転生しましたが……、この王女様、思ってたのと全然ちがう!」 ~廃嫡寸前のダメ王女に転生した私、魔法王国のキラキラ王女様を目指す~  作者: 白うさぎの子
第2章 「いきなりお茶会!?」王妃の無茶ぶり 編

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第21話 王妃エリザベート

「ソフィアちゃん、久しぶり。元気にしてた?」


 正面のテーブルに座る女性が、薄いピンク色の長髪を揺らしながら、可愛く笑みを浮かべる。まるで生成AIが作り出したかのような、その女性の非現実的な美しさに、私は目を奪われた。


 ──王妃様、ホントに綺麗。妖精みたい……。前世の女性は、絶対にこの人に(かな)わないだろうな……。


 瞳の色は、私と同じワインレッド。虹彩がやや黄色がかって見えることから、私と同じ遺伝子であることは間違いない。肌も私と同じ色白だが、髪の毛がピンク色であるためか、その白さが良い意味で際立っていた。


 ──この人、何歳なんだろう……。


 エリザベートは、「美女」と言うよりも「美少女」だった。愛らしい大きな目、小柄な体型、そして、声音はガラスのように澄んでいる。ソフィアもかなり美人だと思っていたが、エリザベートの美しさには負けていた。


 私は緊張しながら、エリザベートの問いに答えた。


「えっと……、落ち込んだりもしましたけれど、私は元気です」


 口をついて出た、どこかのキャッチコピーのような私の言葉に、エリザベートは笑みを深めた。


「それは良かった。ソフィアちゃんはお転婆だから、どこかで怪我をしていないか、私はいつも心配で……」


 エリザベートは私を見て寂しそうに微笑(ほほえ)むと、そのまま口を(つぐ)んで無言になる。何かを言いたげにしていたが、そのまま言葉を飲み込むようにして黙り込んだ。


 ──王妃様はフレンドリーな言葉遣いだけど、やっぱり私のせいで心を病んでるのかな……。


 私は椅子の横で起立したまま、エリザベートに視線を向けると、深く頭を下げた。


「色々とご心配をお掛けして、本当に申し訳ありませんでした」


 エリザベートは私の謝罪を聞いて、口元を両手で押さえた。普段見せない私の突然の謝罪に、驚いて絶句しているようだ。しかし、エリザベートから私に対する言葉は無く、部屋に沈黙が流れる。


 しばらくして、エリザベートは正気を取り戻すようにして、口を開いた。


「……ソフィアちゃんがいきなり私に謝っている状況が理解できないんだけど、お話を聞かせてくれるかな? まずはお茶とお茶菓子をいただきましょう。さぁ、椅子に座って」


 私はエリザベートの言葉を受けて顔を上げると、アリエッタに補助してもらいながら、エリザベートの正面に着席した。同時に、エリザベートの侍女達が手際よく、お茶とお茶菓子を準備する。


 私の前に香りの良い紅茶が置かれたところで、エリザベートが私に声を掛けた。


「……それで、ソフィアちゃん。私に会いたいなんて、今日はどうしたの? 私のこと、心底嫌いじゃなかったの? いつもと違って、すごく丁寧な話し方だし、雰囲気も優しいし、……私、ちょっとビックリしてる」


 正面のエリザベートは寂しそうに微笑みながら、眉尻(まゆじり)を下げる。


 過去のソフィアが、エリザベートにどんな酷い言葉を投げ掛けていたのかは知らないが、エリザベートとの関係が良好ではなかったことだけは想像できた。


 私は訪問の目的を話そうとして、最初の言葉に詰まる。


 ──私、この人のこと、何て呼んだらいいんだろう? 以前のソフィアのように「母上」と呼ぶべき? でも、慣れない言い方だなぁ。う~ん……。


 私はしばらく悩むも、自分自身が納得できる良い呼び方を思い付いた。


 ──そうだ! 王妃様のことを、前世の「義理のお母さん」と同じように思えばいいんだ! 今は王族だから、少し丁寧に「お母様」って呼べばいいかな? この呼び方なら、ハードルが下がった気がする。


「えっと、……お母様。今日はお母様にご報告があって参りました」


 私の言葉に、エリザベートは目を大きく見開く。


「えっ? 『お母様』?」


 エリザベートの反応を余所(よそ)に、私は真剣な表情で、そのまま話を続けた。


「私は先日、過去の記憶を全て失いました。残念ながら、お母様との思い出は一切ありません。また、お母様だけではなく、他の皆様との関わりも全て忘れています」


 エリザベートが再び両手を口元に当てて、目を丸くして驚く。


「ですから、私には、過去にお母様にどのようなご迷惑をお掛けしたのかの記憶がありません……。でも、私自身が犯した罪であることには変わりないと思っています」


 私は椅子に座ったまま、先程のように深く頭を下げた。


「ここに、改めて謝罪いたします。申し訳ございませんでした」


 私の謝罪に、部屋の端に控えている侍女達が動揺しているのが見えた。小声で「本当に、あのどうしようもなかったソフィア様なの?」という(つぶや)きが聞こえる。


「ソフィアちゃん……」


 エリザベートから、絞り出すように私を呼ぶ声が漏れた。


「今の私は、もう昔のソフィアではありません。これからは心を入れ替えて、お母様の娘として恥ずかしくないように精進してまいります。お母様には、今後一切、迷惑を掛けないつもりです」


「…………」


 私は一旦顔を上げると、いまだに驚いた表情を浮かべたままのエリザベートを見た。


「あの……、私が言える立場ではありませんが、お母様も今後は心安(こころやす)らかにしていただいて、もっと部屋の外に出るようにしていただけないでしょうか? 陛下が、お母様のことを心配しておいでです」


 私がそう言うも、エリザベートから私への言葉は無い。エリザベートは私から視線を外すと、悔しそうな顔をして、じっと手元の紅茶のカップを見つめた。


 部屋に沈黙が流れる。その一秒一秒が、私にはとても長い時間に感じた。


 私は仕方なく、そのまま次の話題に移った。


「……ここからは、お母様へのご報告です。既にお聞きになっているかもしれませんが、私は先日、陛下と全ての貴族の皆様の前で、王位継承権を賭けた魔法披露を行いました。そして、無事、魔法披露に成功し、王位継承権を維持することができました」


 エリザベートは顔を上げずに、紅茶のカップを見つめたまま口を開く。


「うん、それは聞いてる……」


「これからは王女として、この国の勉強をしながら、将来の王位継承の準備をしたいと……」


「……廃嫡になれば良かったのに……」(小声)


「えっ?」


 エリザベートは顔を上げると、私をじっと見つめながら、スーッと目を細める。その冷たい視線に、私は思わず息を呑んだ。


「……ねぇ、ソフィアちゃん。今度は何を(たくら)んでるの?」


 やはりエリザベートは、私を無条件では信用してくれないようだ。


 ──この、私の心を突き刺すような視線、もう何度目だろう……。異世界に転生してこのかた、殆どの人間関係がマイナスから始まるのは、鈍感な私でも心が(へこ)む……。


 それでも私は、エリザベートの視線を避けずに、その目をじっと見つめたまま、彼女の問いに答えた。


「何も企んでいません。これからは、皆さんに迷惑を掛けないように生きていこうと……」


 すると、エリザベートは、私の言葉を(さえぎ)るようにして、私を非難し始める。


「良い子になったフリをして、王位を狙う気? 今度は私だけじゃなくて、私達の国を壊す気? ……ソフィアちゃんは戦闘好きだから、まさか『他国と戦争したくなった』とか言わないよね?」


 予想外のエリザベートの言葉に、さすがの私も動揺した。


「そんなつもりは全くありませんっ!! 私のせいでお母様が寝込んでいると聞いて、私はただ、お母様に元気になって欲しくて……」


 私が懸命に釈明するも、エリザベートの視線は冷たい。私は言葉半ばで小声になり、そのまま何も言えずに俯く。そして、下唇を噛みながら、膝の上で拳をギュッと握った。


「ソフィアちゃん」


「はい……」


「私はソフィアちゃんを信じられない」


「……はい……」


「皆にあんなに迷惑を掛けておいて、いまさら……」


「…………」


「……意地悪なことを言ってごめんね。でも、これは、私の本心だから」


 エリザベートの言葉を最後に、部屋に何度目かの沈黙が流れる。しかし、今度の沈黙は長く、何分経っても、私はエリザベートに返す言葉を思いつかなかった。


 約五分程の長い沈黙の後、私はやっとの思いで口を開く。


「……やっぱり、そうですよね。私は本当に恥知らずでした。申し訳ありません……」


 私はそう言うと、椅子から起立するためにアリエッタに視線を向けた。


 ──今日はこれで終わりにしよう……。


 すると、私の意思を感じ取ったアリエッタが神妙な面持ちで、私に駆け寄って椅子に手を掛ける。


 私は椅子に座ったまま、軽く頭を下げた。


「お母様。本日はお時間を頂き、ありがとうございました。どうかご自愛なさってください。お早い回復を願っております」


「ソフィアちゃん……」


 エリザベートが私を呼ぶ声に、私は顔を上げる。すると、エリザベートが困ったような表情で私を見ていた。


「……ソフィアちゃんは本気なの? 本当に、この国の女王を目指すの?」


 私はエリザベートから視線を外し、テーブルの上の紅茶のカップを見つめる。


「はい、そのつもりです」


「そう……」


「ソフィア……いえ、私の罪は簡単には消えないと思っています。……お母様はきっと、私などは辺境に追放されて、人知れず野垂(のた)れ死ぬべき、とお考えのことでしょう」


「……そこまでは思ってない」


 エリザベートは黙り込む。私は顔を上げると、エリザベートを見て寂しげに微笑んだ。


「いいんですよ。お母様の考えは間違っていません。今の私には全く価値はありません」


 私はそう言うと、隣に立つアリエッタに視線を向けた。


「でも、こんな私でも、女王になって欲しいとおっしゃって下さる(かた)がいるんです。その方は、私を何度も助けてくれました。……まあ、最終的には、私をこき使いたいとおっしゃってましたけどね」


 アリエッタは椅子に手を掛けながら、私を見下ろして優しく微笑む。


「ですから、私は、その方に恩返しするために、少しの期間ぐらいは女王になろうと思っています」


 私の言葉に、エリザベートはハッとした表情で顔を上げると、私達二人を交互に見つめた。


「ソフィアちゃん……。そうなんだ……。そうだったのね!」


 エリザベートは頬を桜色に染めると、嬉しそうな笑みを浮かべる。


「やっぱり『愛』は人を変えるのね!」


 ……ん? 愛?


「そっかぁ……。ソフィアちゃんも大きくなったんだな~。やっぱり、大切な人ができると、人は落ち着いてくるんだね」


「……お母様? 何か誤解しておいででは?」


 エリザベートは両手を祈るように組んで、私達を温かい視線で見つめる。


 ──ぐぇっ!! 肩に激しい痛みがっ!!


 私が後ろを振り向くと、アリエッタが作り笑顔を浮かべつつ、私の肩をギリギリとつねっていた。


 ──いやいや、さすがに今回は、私は悪くないと思いますよ!?


 私がジタバタしていると、エリザベートは興奮した様子のまま、私にある提案をした。


「一週間後に、王家主催のお茶会を開きましょう!」


「……え?」


「私から、全ての貴族の令嬢に招待状を出します。ソフィアちゃんはそこで、ライゼンハルト王家の王女として、王族に相応(ふさわ)しい振舞いをしなさい」


「えっ!?」


 私はお茶会なんてネット小説でしか読んだことがない。王族らしい振舞いなど、全く想像できない。どう考えても、最初からうまくやるなんて無理だ。


「いやっ、あのっ、私にはお茶会なんて……」


 しかし、エリザベートは私の言葉を(さえぎ)るように話を続けた。


「お茶会には私も出席します。そこで、私(みずか)ら、ソフィアちゃんの振舞いをチェックします」


「ちょ……ちょっと待ってください!」


「大丈夫。ソフィアちゃんが陛下に恥をかかせるようなことをしたら、私はその場で責任を取ります。出来損ないの娘を女王にすることなどできませんからね」


 ……責任?


「……私は陛下との離縁を宣言し、ソフィアちゃんを連れて、実家のリーヴァイ公爵家に戻ります」


 エリザベートの言葉に、侍女達がテーブルに駆け寄ってきた。


「エリザベート様っ! 早まらないで下さい! そんな事をしたら、陛下が悲しみます!!」


 エリザベートは侍女に視線を向けると、諦めたような寂しい笑みを浮かべた。


「私は王妃として、大きな責任を感じているの……。私にはソフィアちゃんしか子供がいない。だけど、ソフィアちゃんは王族としては完全に失格で……」


 侍女達が懸命に説得するも、エリザベートは首を左右に振る。そして、テーブル方向に視線を戻して、手元の紅茶のカップを見つめた。


「……陛下は、なかなか次の子を妊娠できない私など、早く捨ててしまえばいいのです。そして、次の正室に、王家を継ぐ嫡子を産んでもらうべきです」


 エリザベートは顔を上げると、窓の外に目を向ける。


「実は、私から陛下に何度も側室を提案したのだけど、陛下は頑固で受け入れてくれなくてね……。私は、王家の血を絶やしてしまう可能性があることが、本当に(みじ)めで……、悔しくて……、耐えられなくて……」


 エリザベートは(こら)え切れないように、表情を崩して涙を流した。


「どんなにバカでも、お転婆でも、無礼で下品で婚約破棄されていても、ソフィアちゃんは私の可愛い娘なの。色々と言いはしたけれど、最終的には、私はあなたを絶対に見捨てたりできない……」


 エリザベートは指で涙を拭いながら自ら椅子を引いて立ち上がると、私の(そば)にやってきた。そして、私の手を握る。


「……ソフィアちゃんは、まだまだ考え方が甘い。この国に君臨する貴族達のことを全然分かってない」


 私はその言葉にハッとする。エリザベートは、持っていた私の手をギュッと強く握った。


「たった一度の魔法披露ぐらいで、門閥貴族達が、ソフィアちゃんが女王になることを認めると思う? ……彼らは何度でも、ソフィアちゃんを王位から引きずり降ろそうとするに決まってるじゃない」


 エリザベートはじっと私の瞳を見つめた。


「……だから、ソフィアちゃん。いい? 本当に心を入れ替えたのなら、今度のお茶会で、生まれ変わったソフィアちゃんを見せなさい。まずは、全令嬢から認められるような、立派なソフィアちゃんの姿をみんなに見せて、少しずつでも『王女』としてのソフィアちゃんを認めてもらいなさい」


 その言葉に、私はつい俯いてしまった。


 ──はっきり言って、私には自信がない。……でもきっと、王妃様も追い詰められてるんだよね……。


 私は膝の上で、もう片方の手を拳にしてギュッと握りしめると、顔を上げた。


「……分かりました、お母様。私は全力で、新生ソフィアを皆さんに披露します」


 私の言葉に、エリザベートは今日一番の愛らしい笑みを浮かべる。私も出来る限りの満面の笑みを返した。


 ──なんだかんだ言っても、この人はやっぱり、一人の立派な「お母さん」なんだな……。


 私が前世の母親としての気持ちを反芻していると、エリザベートが大きな声で侍女達に告げた。


「私は決めました!」


 エリザベートは、片手を格好よく目の前に突き出す。


「今から、お利口になったソフィアちゃんをヨシヨシします! 十数年ぶりに、とことん甘やかします! だから、皆、部屋の外に出なさい! 私が許可するまで、入ってきてはいけませんよ!」


 …………。


 …………。。


 …………。。。


「はぁっ!?」


 私が慌ててアリエッタを見ると、故意に目を外された。そして、「フッ」という感じの笑みを浮かべると、侍女の集団に消えていった。


「ちょ、ちょっと待って!!」


 ギィィ~……、パタン。


 部屋の中に、エリザベートと私の二人だけになる。エリザベートは、ダサダサ・セーラー服の上着とスカンツを脱ぎ捨て、下着だけになった。


 ──うわっ、小柄なのに私の胸よりも大きい……。


「さぁ、ソフィアちゃん。ベッドにいらっしゃい。今日はいっぱい抱きしめてあげますからね♡」


 私にはもう逃げ場はない。


「はっ、はひっ……。いっ……いますぐ、参ります」


 私は抵抗するのを諦めて、エリザベートと同様に下着になると、カチコチに緊張しながらベッドに向かった。


 私が人形のようにベッドにパタンと横になると、エリザベートは自身の胸に私の頭を押し当てるようにして、ギュッと抱きしめた。


「……こうして抱きしめるのは、ソフィアちゃんが高熱を出して以来かな。懐かしいなぁ」


 私には全く記憶はないが、エリザベートは嬉しそうに私の頭を何度も優しく撫でる。


「仮にソフィアちゃんが本当に記憶を失っているとして、あの頃の可愛いソフィアちゃんに戻ってくれてるなら嬉しいな……」


 エリザベートの言葉に、私は(ひたい)をエリザベートの胸に押し当てた。


 ──ごめんなさい。私は、その頃のソフィアじゃないです……。


 私は申し訳なく思いつつ、顔を見られないように、エリザベートの背中から腰のあたりに手を回す。今は、エリザベートの言葉を否定することなく、少しでも彼女に夢を見せてあげたいと思った。


「あっ、そういえば……」


 エリザベートが私の頭を撫でる手が止まる。


「あの頃……まだ幼い頃、ソフィアちゃんは私のことを『お母様』って呼んでたね」


 ──えっ?


「そっかぁ……。本当にそうなのかなぁ……。私、期待しちゃうなぁ……」


 エリザベートは私を抱く力を強くすると、小刻みに体を震わせて嗚咽(おえつ)し始める。


 私は(むせ)び泣くエリザベートを抱き締めるものの、それ以上何も口にできず、ただエリザベートの背中を(さす)ることしかできなかった──。


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