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七尾の猫の干支オニギリ  作者: 鈴神楽
002 4+5+12=一等兵
14/20

002_丁/次の四人は?

『002_丁/次の四人は?

/2040/12/12

/DFW/鬼斬施設/鬼斬館

/ギルド『鬼斬』マスター 小田一二四大尉』


 鬼斬館に戻って俺達は、今後の動きを模索する。

「それでこれからどうする?」

 俺の言葉にチューが即答する。

「採取は、継続するよ。まあ、半分以上囮役だけどね」

 改めて、囮役になるチュー達を見る。

「危険だぞ?」

「危険を恐れて強く成れねえ!」

 ガオが宣言する中、トクヒデが指摘してくる。

「だが、普通に採取をしていて囮になるか?」

「それなんだけど、過去資料を調べたらある程度の行動範囲が絞られたよ」

 ピョンがあちらの地図を広げて示して来る。

 それを見て俺がある予感を覚える。

「これってつまりそういう事だな?」

「間違いないだろうな」

 トクヒデもそう確信した。

「それで次は、月母組だな」

 俺がそう話を振ると、月見、ムーンの娘達がこちらを向く。

「本は、何十冊まで持ち込み良いですか?」

 ロングドレスにチャイナドレスを着た月辰(ゲキタツ)、ボー。

「パパ、内、パパとのお出かけ凄く楽しみにしてるの」

 微乳なボーと同じ両親から生まれたと思えない年の割にある胸を押し付けてくる三つ編みミニスカートとノースリーブの月巳(ゲツミ)、ニョロ。

「チェンジしたらダメか?」

 俺の確認に対してチューが平然と言ってくる。

「遅いか早いかの違いだけど?」

 俺は、悩みながら残りの二人を見る。

「頑張らせてもらいます」

 少し緊張した面持ちのロングストレートにタイトスカートの月午(ゲツウマ)、パカ。

「いざと言うときの治療道具の準備をしておきます」

 穏やかな表情を見せるお団子頭で地味なスカートとブラウス姿の月未(ゲツヒツジ)、モコ。

「こちらが比較的大人しいからなんとかなるか」

「本当に大丈夫か?」

 トクヒデの一言に俺は、答える。

「大丈夫だ……たぶん」

 自信が無いのは、父親歴一日な為、許容して欲しい。

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