↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大賢者の弟子ステファニー  作者: 楠ノ木雫


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
67/110

■66 湿地帯討伐大作戦


 作戦はこうだ。実はもう既に、結界と同じもので湿地帯の中を区切ってある。被害のあまりないように場所を選び、ここにモンスターをおびき寄せ討伐していく。


 探しながらの討伐は、時に危険。ここは足場が悪く思うように動けない。それに対しモンスター達はここは住処なため慣れている。実に我々に不利な場所だ。だから、戦う場所を選択したのだ。よし、私も頑張るぞ!!


 ……と、思ったのだけど、



「私って、必要でした?」


「何を言ってらっしゃるのですか、賢者様」



 だって、ただ私杖持って突っ立ってるだけじゃないですか。賢者様というより何より、女性である貴方様を前に立たせるわけにはまいりません。とギルバートさんに言われちゃったし。まぁ、今収納魔法陣に皆で作った大量のポーションがあるから、支援に当たれという意味なのだろうけど……



「あ! ボルドさんっ!!」



『展開』『Ventus(ヴェントゥス)



HPポーションを風魔法で飛ばし彼の所へ。モンスターにぐっさり刺されて怪我をしてしまった彼がきちんとキャッチ。上手く渡せてよかった~!



「ありがとうございますっ!!」



……ん? 何だか……何だろうか。


 無意識に鼻をくんくん嗅いでいて。直ぐに収納魔法陣を開いていた。取り出したのは……



「皆さんっっ!! 受け取ってくださいっっ!!」



 同じように風魔法で飛ばした。渡したのは、解毒ポーションだ。この空気、何だか変な臭いがするぞと思ったら、前にも嗅いだことのある毒のもので。これは確か、毒花だったような。きっとこの近くにあるな。


 きょろきょろとしていた時、どこかで地響きが。大きなモンスターを、おびき寄せ役の騎士団さん達が連れてきたのか、とも思ったけれど違うようで。これは……フロッグじゃない!! だいぶ巨大化しちゃってるし!!


 え、こんなに大きくなってるって事は、やっぱり共食いとか、そう言った現象が起きてるって事?


 少し向こうにも、地響きと共に戦闘中だと分かるような音が聞こえてくる。きっとおびき寄せ役が同じようなモンスターと遭遇して戦っているのだろう。あ、ルシルの雷魔法だ。たぶん大丈夫だろうね。



「『展開』!!」



〝レルドルの種〟『Creare(クレアーレ)



 私は、フロッグの足4本を蔓で巻き付け固定。動きを封じた。


 フロッグは長い舌を出す為、蔓で巻き付けたけれど……途中の部分から枝分かれするように伸びてきて。え、それ反則じゃ? とも思ったけれど、私だって出来るもんっ! 同じように枝分かれさせて舌を追いかけた。


 舌を抑えている内に、という私の声が伝わったのか騎士さん達が一斉に斬りかかっていった。舌を伸ばしていた口から毒を出そうとしていたけれど、



〝カヴェアの種〟『Ignis(イグニス)』『Lux(ルクス)



 予測していた私は粘着糸で口をグルグル巻きにした。これで毒は吐き出すことは出来ないだろう。


 そして、騎士さん達はどんどん剣を突き刺してフロッグは息絶えたのだ。何とも連携の取れた戦いっぷりではなかっただろうか。だよね! 騎士さん達の邪魔にならなくて良かったぁ!


 向こうも大体倒すことが出来たのだろう、ギルバートさん率いるおびき寄せ役が戻ってきた。それからも、この毒霧を出していた花を見つけて焼き、どんどんモンスターをおびき寄せては倒し、おびき寄せては倒しの繰り返しで大体ここのモンスターを一掃する事が出来た。


 これは、第二騎士団さん達が来てくれなければできなかった事だ。本当に、本当にありがとうございます。



面白いと思ってくださった方、もしよろしければブクマ、評価、ご感想などなどよろしくお願いします。とても励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。