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「3時にきっと分かるから」
のらりくらりな旅路の終わりも
試行錯誤の修行の成果も
3時になればきっと分かるから
それまではゆっくりしていこう
驕りに満ちたその自信も
怠けた目をした老犬も
3時になれば結末が分かるから
それまではのんびりしていよう
どうせ最期は訪れるのだ
澱んだ思考の成れの果ても
鉄の匂いのする戦いの末も
3時になれば運命は決まっている
秋雨の降る列車旅の終着点も
いつ陽射しが届くのかも
3時になればきっと開示されるから
それまではあえて、傍にいて
もう2時間だけ、傍にいて
