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深窓の令嬢はダンジョンに狂う  作者: 吉都 五日
第4章 少女は学園で無双する
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第57話 エピローグ2

「いやあひどい目にあいましたねえ」


「貴様の油断が過ぎたのではないか?」


「そのようなことは何も。私は自分の仕事を片付けていただけですよ」


「その割には地上であのドライアドと遊んでいたようだけど…あれがなければもっと上手くできたのではなくって?」


「いやあ、それを言われるとつらいところがありますが。しかし、今回の事でやはり彼女が目当ての人物であった事が判明しました。それだけでも甲斐があったと思いますが」


「まあそうだけど。」



大きな円卓のある、明るく天井の高い大きく広い部屋。

壁には豪奢な調度品もあり、扉も円卓も椅子も、どれも一目で高級品と分かる品だ。

窓からは湖と草原、それに大きな山も見える。

庭は広く、専門の職人によって手入れされた木々や花々が咲き乱れている。



円卓のある部屋もまた手入れが行き届いている。

何人もの使用人を使う貴族や王族、それら上流階級の屋敷であることは間違いないだろう。


屋敷のいちばん大きな部屋、その真ん中にある円卓に座るのは6人。

元々12人用の円卓は半分ほどしか使われていないようだ。


6人の中には白仮面の男やマジシャンのようなおかしな格好をした男もいるが、他のメンバーも皆一様におかしな格好をしているので不思議と違和感はない。


まあ、どこぞの少女が見れば変態の集まりだと思っただろうが。



「『彼』がようやくのお目覚めね……。確かにそのようにみえるけれど……どうなのかしらね」


「そうですねえ。『彼』の力と比べると今の『彼女』は明らかに弱い。この私と同程度と言う情けなさです。まあ、まだ子供ですし、これからどんどん力を取り戻していくでしょう。その日が楽しみです」


「私も遊ばせて貰いたいものです」

「ワシもワシも」

「貴様一人、ズルいのではないか?」

「そうね。ズルは良くないわ」

「……」


「それは仕方ありません。今回は私の順番だったでしょう。あなた方だってこの作戦を面倒だと言って断っていたじゃないですか」



円卓の6人のうち5人までが彼女に対する興味を隠しきれない。

あと一人はボンヤリと中空を見つめているだけだが。



「さて、では今回はこの辺でお開きにしましょう。皆に神の祝福があらん事を」


白仮面のその言葉を最後に、5人は何処へともなく消え去った。

部屋の隅に立っていた屋敷の使用人たちはそれを当たり前のこととして見送る。

そして普段どおりの業務に戻るのだ。


白仮面は仮面と服を脱ぎ、着替えをする。

何処に出しても恥ずかしくない貴族の美男子がそこにはいた。



「さあ―――いよいよショーの始まりです。1万年ぶりのお祭りを楽しもうじゃないですか」




何とか年内ギリギリに4章終了。

30話くらいの予定だったのですがなぜか倍になりました……。

モフモフとかあの辺でいっぱい増えちゃったんじゃないかなとは思うけど後悔はしない!


書き溜めが全然なくなったのでしばらく休憩して書き溜め作業を行います。

これからの展開にも少し迷っていますのでノンビリやります。

今後ともよろしくお願いします

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