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エッセイ

「ちびまる子ちゃん」の喋り方は、斎藤茂吉の妻?

掲載日:2026/03/12

さくらももこ作「ちびまる子ちゃん」の「あたしゃ」という話し方は、明治生れの東京の女性の話し方である。


わたしは北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズに、以下のような記載を発見した。


「(母は)あたしゃ、もうすぐ死にますからね。と言いながら、海外旅行ばかりして、一向に死ぬ気配がない」


北杜夫の本名は斉藤宗吉といい、父親は斎藤茂吉である。


その妻が北杜夫の母親ということになる。


因みに茂吉は婿養子である。


茂吉は山形生まれだが、妻輝子は東京生まれである。


さくらももこが中高生だった頃、北杜夫と遠藤周作のエッセイが売れていた。


読まないはずがない。


わたしは喋り方はここから取ったとほぼ断言する。


グータラなキャラは、恐らく遠藤周作であろう。


遠藤周作は狐狸庵先生とも呼ばれていた。


遠藤周作のエッセイは「ぐうたら」ものである。


遠藤周作は狐より狸が好きだそうである。


「踊るポンポコリン」はそこから取ったに違いない。


なお遠藤周作の「ぐうたら生活入門」には、かつらで騙された話が出てくる。


さくらももこの「ももの缶詰」には、睡眠学習機で騙される話が出てくる。


さくらももこは「ぐうたら生活入門」を読んだことはまず間違いない。


「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこが自分をモデルにしたと明言しているが、エピソードは実話でも、ぐうたらだったら、そんなに仕事をするはずがない。


「ちびまる子ちゃん」は作者がモデルだが、喋り方は北杜夫の母親。


キャラは遠藤周作のぐうたらもので、デフォルメしたものであろう。


では、北杜夫と遠藤周作は何を読んで書いたのだろうか。


坂口安吾であろう。


北杜夫の「マンボウおもちゃ箱」の「おもちゃ箱」という題名は坂口安吾に「おもちゃ箱」という短編小説があるので、おそらくそれから取ったのであろう。


坂口安吾には「ぐうたら戦記」という話もあるので、遠藤周作の「ぐうたら」ものは、それを参考にしたに違いない。


北杜夫も遠藤周作も芥川賞をとっているので、読んでないほうが不自然である。


遠藤周作のほうが北杜夫より受賞も年齢も先輩である。


遠藤周作はエッセイに「北さんがきた。飯を盛れという」と北杜夫をネタにしている。





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