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第二話。初めての戦闘。

チュンチュンと鳥がなく。

カーテンから木漏れ日が差し込み、最高に目覚めの良い朝を迎えた。


少ししていつもと違う風景に気付く。

知らない部屋に知らない天井。イカツイ棍棒。


異世界に来た事をしみじみと実感する。


今は何時なのか?そもそも時間というか時刻を表す表現はどうなってるのか?

ふと疑問に思ったがとりあえずお腹が減ったので朝食を取る事にした。


宿に確認したら、もう朝食の時間は終わり、お昼前らしい。

目覚めの良い朝とか言ってたのにもう昼である事に焦りを覚えた。

とりあえず街で軽く食事をしながらギルドへと向かった。


中世のような街並みに、所々で見かける兵士や魔法使いのような人達を見る度に、胸が躍る。

サンドイッチのようなものとケバブのような食べ物を買って食べた。

味はまぁまぁ、チリ風味で美味い。


ギルドに着くと、大勢の人がいた。

なんとなく受付っぽい所に行き、受付嬢に話しかけた。



俺『あのー、冒険者登録したいんですけど、受付はここであってますか?』


受付嬢『はい。こちらで合ってますよ。新規登録ですね?身分証とかはありますか?』


俺『え?あ、いや、昨日召喚されて身分証とか無いんですけど…』


受付嬢『え、、まさか召喚されたと噂になってる勇者様ですか!?』


俺『は、はい。どうすれば良いですかね?』


受付嬢『うーん。勇者様と分かるものがあれば、それが身分証になるんですけどねー。召喚された神官様は覚えてらっしゃいますか?』


俺『いや、そういえばこの世界の事言われて金貨渡されて追い出されたんで、名前とか分かんないです…。あ、でも召喚された場所はこの街の西の方にある教会の地下みたいな所でした。』


受付嬢『あー、あそこの教会ですね。今確認して参りますので、お写真撮らせて頂きます。』


カメラあるんだと少し感心したが、飲み込んだ。


写真を撮り、受付の奥へと嬢が行き、少ししてから戻ってきた。


受付嬢『確認取れました!あのー、一応勇者様である事は気軽に公表しない方が良いと思います。勇者様のパーティーというステータス欲しさに冒険者が殺到したり、ゴロツキに絡まれたり、魔物に狙われたりしますので…』


なるほど。言われてみたらたしかにそうだ。この世界に来て浮かれてたけど、そういう面倒事や危険もあるんだもんな。


俺『ところで魔物に狙われるっていうけど、魔物ってどれくらい知能あるの?』


受付嬢『モンスターに寄りますが、ランクの高い魔物やモンスターはほぼ高知能です。中には言葉を話すものや、テレパシーで脳に直接語りかけてくる魔物もいます。』


俺『あと魔物とモンスターの違いってなに?』


受付嬢『魔物とモンスターの根本的な違いはありません。使い分けとしては魔王軍に所属、または使役されてる個体を魔物といいます。広く言えば魔王に組みする人間も魔物になります。』


俺『えー、という事は人型の魔物討伐依頼とか受けるとワンチャン人間と戦うって事なんか…ちょっとグロいな…。そんな人いるの?』


受付嬢『捕虜として捕まってる者や、その子供、または純粋に魔王に賛同し仲間になる者もいます。まぁ、人間は生物的に修練をこなしてようやく戦力となる生き物なので、手強い人型魔物はほとんどエルフやヴァンパイア、鬼などの別種族が多いですね。』


俺『え?この世界エルフいるの!?』


受付嬢『いますよー!色んな種族がいますよー!』


受付嬢が言うに、この世界には様々な種族の生き物がいるがその中で人型(人に似た背格好の種族)も多くいて、代表的なのがエルフ、ドワーフ、ゴブリン、竜人、ヴァンパイア、鬼等がいるらしい。

生物的に戦闘力が高く、捕虜や隷属魔法やスキルで魔王軍に狙われる事が多く、討伐依頼も多いらしい。


俺『聞いてるとなんか可哀想にも思えてきたな。捕虜とかその子供は嫌々戦ってるんだろ?』


受付嬢『はい。ですが、精神魔法やスキルでとてもじゃありませんが話の通じる状態じゃないので、よほど戦力に差があれば生捕りでお願いしていますが、生き死にをかけてる戦いなので基本的には討伐になります。』


なんと厳しい世界だ。

戦争の無い世界から来た俺にとって衝撃的だった。


受付嬢『まぁせっかく登録したので、さっそくクエスト受注しますか?』


俺『いきなり!?いや、でもまぁそうか。やりますか。何がおすすめ?』


受付嬢『簡単な魔法や戦闘は出来ますか?出来るのであれば、戦闘力がそこまで高くないけど討伐が難しいこの【スマイリーラビット】の討伐クエストはどうでしょう?』


俺『じゃあそれにしようかな!なんか名前からして簡単そうなクエストで助かるよ!』


受付嬢『い、いえ、このうさぎは知能が高く、俊敏で、さらに性格が悪いんです。なかなか捕まえられない冒険者を見てほくそ笑む事から皮肉をこめてスマイリーと呼ばれてる割とハードなクエストですよ!』


俺『めちゃくちゃウザそうなウサギなんだな…。』


受付嬢『ええ、奴らは畑や家畜を荒らして、人間が困ってるのを見るのが大好きなんです。そして年中クエストが出続けてるんですが、その理由も報酬が低いくせに討伐は難しく、1度失敗した冒険者さん達が憎しみのあまり2度と再受注してくれない事が多くて…』


俺『初クエストにしてはハードすぎません!?』


受付嬢『ですが、スマイリーラビットは積極的に攻撃はしてこないので比較的安全なクエストでもあるんです。』


俺『そうかー。とりあえずそれやるかー。ちなみに報酬と失敗した時はどうなるか知りたいんだけど』


受付嬢『報酬は一匹につき銅貨10枚。成功報酬なので失敗しても特にペナルティはありませんが、虚偽の報告やクエスト中に取り返しの付かない失敗をした場合のみペナルティや罰金があります。たとえば、捕獲のクエストで討伐してしまったとか。クエスト中に魔法使ったら依頼主の畑も燃やしちゃったとか。』


俺『なるほどなー。変な事しなかったら基本的には大丈夫って、ことね!』


受付嬢『はい。また全冒険者にはクエスト中にスタンピードや新種の発見等ありましたら、報告義務があります。何かありましたら、報告お願いします。』


俺『分かった。それじゃあ行ってくる!ところで受付のお姉さん。もし初クエストクリアできたら一緒にお食事でもどうで…』

受付嬢『行ってらっしゃいませ!』


俺『食い気味に断られたー!』(涙)


こうして中村優作25歳は初クエストへ向けて出発した。


クエスト依頼他は隣町の外れにある、農地だった。

広大な土地に綺麗な畑が並んでる。麦かな?パッと見そんな荒らされてるようには見えない。


そのまま歩くと森に近い畑が荒らされてる。端から端まで丁寧に少しずつ荒らされてる。

スマイリーラビットの性格の悪さが窺えるな。


俺『でもまだ見つけられないなぁ。もしかして、出て来るまで数日掛かったりするんかなー』


すると草むらの方からガサガサと音が鳴る。


『なんだ!?』と目を向けると小さい可愛らしいウサギがこっち見てる。


俺『ほぁ〜可愛い〜!これは違う普通のウサギかなー?』

そう思った次の瞬間目の前から消えた。


は!!


気付くと右肩に少し重みを感じる。そぉっと見るとさっきまでつぶらな瞳で見つめてたウサギの顔が恍惚とした表情へ歪み、馬鹿にしたように笑ってる。

てか、聞いてた以上にムカつく顔してんなこいつ。


すぐ捕まえようと手を出すもその瞬間には姿が見えない…

俺『はっや!!』


もう目に追えない速さで多分初速で150kmくらい出てんじゃねぇかってくらい早い。

しかもわざと目の前で一旦止まっていちいち顔を見せて来る。

ダメだ。こいつずっと相手してたら発狂すると思う。てかあの受付嬢よくこんなクエストすすめてきたな。メンタル弱い奴なら1日で冒険者やめんぞ。これ。


一旦引いて作戦を練る事にする。受付嬢から聞いたところ、苺が大好物らしい。


これを餌に罠を仕掛ける。

対モンスター用の足枷を仕掛け、苺の半径2メートルに魔法で動きを遅くする罠魔法を仕掛けた。

使った事ない魔法でぶっつけ本番だけど、俺ならきっと出来るだろう。たぶん。


そして設置した罠から離れ、隠れた。


さぁ、クソウサギ。出てこい。そのクソ見てーな面1発ぶん殴ってから、棍棒で止め刺してやる。


待っても待ってもこない。なんだ?帰ったのか?そう思って姿勢を変えたその時、右側に何かいる事に気付く。

まさかと思い目線をやると、クソウサギがこっちをニンマリ見てやがる。


そして次の瞬間目の前から消え、罠の前にいき、器用に道具を使って苺を盗んでった。

そしていま俺の目の前で食ってる…。


俺『クソがぁぁぁぁぁ!!』


それから何個か罠を仕掛けるも、スマイリーラビットは無駄に高い知能で全て看破していく。笑顔で。


数時間が経ち、いよいよ打つ手が無くなった。


俺『あぁーイライラする!あのウサギマジで少し馬鹿になってくんねぇかな…』

(条件を満たしました。スキルが解放されます。)

俺『ん?なんか聞こえた気がしたけど、気のせいか??』


そう思っていたらほくそ笑みながらウサギがまた目の前に来た。


俺の『クソウサギそこ動くんじゃねぇぞ!!』

と言いながら捕まえようとしたら、異変に気付く。

(あれ、、??逃げない…??え?)

しかも顔がムカつく顔ではなく、なんかボケーっとして普通に可愛い顔してる。

俺は戸惑いを隠せなかったが、それよりも空前絶後の大チャンスに心臓がバクバク高鳴ってた。


俺『そのまま動くなよ…?悪い事しないからさ??』

(あれ??なんでこいつ逃げないん??マジ?きた??このクソウサギ体力切れた??)


ゆっくりと近づき、そっと手を出し

俺『こっちおいでー』っと言ってみた。


するとあのムカつくウサギがゆっくりと俺の手に自ら収まってきたのだ。


俺『うおぉぁぁぁああああ!!やったぁ!!!』

そう。このウサギを捕まえるために罠を使い、餌を使い、挙句の果てに4時間くらいかかっていて正直ストレス全開でもう限界だった。


しかしなぜ急に大人しくなったのか??

途中で聞こえた声をふと思い出した。


俺『ステータス!!』

そうやって自分のステータスを確認すると、????となっていた項目にスキルが表示されてた。


俺『やっぱり!スキルが解放されてる!!なんで!?何か条件達成したのか??えっと、、、【知能低下】??これが俺のS級スキルか??これS級なの??弱そうじゃね?』


そう思いながら、スキルの詳細を見てみた。


【知能低下】Lv1

(解放条件)自分の知能に限界を感じ、相手の知能を下げたいと心の底から強く思う事。

(スキル効果)スキル発動後、30分間自身の肉体から半径3メートル以内の生物の知能を低下させます。レベルがあがると、範囲と低下割合が増加します。


なんか解放条件見てると虚しくなってきた。俺、ウサギ相手に自身の知能の限界を感じてたん?


しかし、ともあれスキル効果がまだよく分からない事だらけなので、スキルを検証する事にした。


俺『でもLv1の効果でこのウサギがここまで大人しくなるって事は実はすげぇスキルなんじゃないか?』

俺『う、ウサギさん。仲間って近くにいる?いたら呼んでもらえる??』


するとスマイリーラビットが鳴き声を発した。

しばらくすると、草むらから3匹のスマイリーラビットが飛び出してきた。

相変わらずムカつく顔をしているが、俺の手の平にいる仲間を見て混乱してるのか、険しい表情へと変わっていった。

とりあえず3メートル以内に近づくため、スマイリーラビットにお願いしたら、その3匹も近づいてきた。

すると、同じくボケーっとした顔に変わった。


俺『まじか。これ対象一体とかじゃなく、範囲内全部にかかるの!?結構凄くね?』


とりあえず俺はもう遅いので、捕まえたスマイリー達に棍棒でトドメを刺して、討伐の証拠として持ち帰った。



ギルドに着くと受付嬢が驚いていた。

受付嬢『え!?スマイリーラビット討伐したんですか!?』


俺『あぁ、なんかスキルが発動出来て捕まえられたんですよ。そこで俺の棍棒で【ドンッ】ですよ!』

俺はドヤ顔で話した。


受付嬢『え!?生捕りに出来たんですか!?せっかく生捕りで捕まえたのに、トドメを刺したんですか?』

驚いた顔で俺に問いかけてきた。


俺『あ、え、えぇ。だって討伐依頼だったでしょ??』


受付嬢『中村さん、クエスト依頼ちゃんと見てないんですか!?生捕りは報酬2倍ですよ!?スマイリーは生捕りが現実的に難しい害獣なので基本的に討伐で依頼は出ていますが、スマイリーから取れる肉は大変美味で高級店で出るような肉なんです。しかもスマイリーラビットの肉は死後1時間で鮮度が著しく落ちる事と、生捕りの難しさから、流通量が少なく入荷待ちで現在さらに値段が高騰してるんです。あぁ、もったいない…。』


俺『ま、マジですか。え?それ最初に言ってくださいよー!!』


受付嬢『そんなの初クエストでスマイリーラビットを討伐、ましてや生捕りなんて出来ると思わないですよ!!それにスキルだってまだ何か分かって無かったじゃないですか!』


俺『う、そりゃそうだけど…』(なんで開き直ってんだこいつ。お前も馬鹿にしてやろうか?)そう思ったがモラル的にアカンと思ったのでやめた。


俺『とりあえず次からは生捕りにしますよ。さぁ受付のお姉さん。無事に依頼を達成したので僕と一緒に食…』

受付嬢『はいこちらが報酬です!ありがとうございましたー!』


俺『また食い気味に断られたー!!』(だがそれが良い…ッ!!)


こうして俺の初クエストが終わった。

なんか、スキルの解放はもっと時間かかると思ってた分あっさり解放されて拍子抜けだった。


S級スキルというには少し地味だが、あれだけ苦戦させられたスマイリーラビットが範囲内に近づいただけで、あんなにもあっさり捕まえられた事から、このスキルの知能低下効果が絶大である何よりの証拠だ。

これ、人間に使ったらどうなるんだろう??


また、スマイリーラビットなんか比にならないくらい知能の高い奴にスキルをかけた場合、どれくらいの効果が見込めるのか?また、半径3メートルの効果ということは、敵にある程度近づく必要がある。遠方からの攻撃には要注意だな。

翌日俺は適当なクエストを受注し、森に行ってスキルを試してみた。


まず、スキルの効果範囲に関して。

このスキルのいう自身の半径3メートル以内というのは勝手に球体の効果範囲をイメージしてたけど、違った。俺の身体の体表から半径3メートルという効果だった。つまり手を伸ばせば伸ばした指の先から3メートルが効果範囲だ。

そして、スキルの効果量だが、これに関してはよく分かんなかった。

色んなモンスターにやってみたが、とりあえず知能の低いやつにスキルを使うとその場からピクリとも動かなくなった。昨日のスマイリーラビットは知能低下中も人間の言葉を理解してたが、このスキルの知能というのが、知識の事を言っているのか論理的な思考の事を言っているのか分からなかった。

これ以上の検証は人間相手にやるしかないか…。


そう思った時めちゃくちゃ悪い考えが頭をよぎった。

こ、このスキルを使って受付嬢のお姉さんをデートに誘えば来るんじゃないか?

っていやいや、それは流石に…と思いつつとりあえず試して見る事にした。まぁ、ディナーに誘うだけなら悪い事じゃないよな…


この時俺の鼻の下は伸び切ってたと思う。


そう思い、ギルドに戻った俺は受付嬢のお姉さんに達成報告をしに行った。

受付嬢『中村さんお疲れ様ですー。また達成出来たんですね!今回も簡単なクエストでは無いので凄いと思います!』


俺『あ、ありがとう。』

そんな純粋に褒められたら、なんかめちゃくちゃ罪悪感出てきた。こんな良い人に俺スキル使おうとしてたなんて…人として最低だ…。そう思い、騙し討ちでスキルをかけるのはやめた。


でもいずれ人に使わなきゃいけないと思い、受付嬢のお姉さんに正直に聞いてみた。

俺『受付嬢のお姉さん!あの、自分のスキルの検証を手伝って欲しいんですけど。』


受付嬢『スキルの検証?クエストも連続で達成出来てて、使えてそうですけど検証が必要なんですか?』


俺『はい。実は自分のスキル【知能低下】というスキルでスマイリーや今日のローウルフとかに使ってみたんですけど、どれだけ効果があって、知能が高い生物にどれだけ通用するのかイマイチ分からなくて…。そこで知ってる人にお願いして検証してみたいんです。ちなみに効果時間は30分です。お願い出来ませんか?』


受付嬢『凄く断りたいんですが、中村さんこちらに来て日も浅く、友人もいないでしょうし、他の方で無理やり検証されるよりは私が受けた方が良さそうですねて…。分かりました。変な事はしないでくださいよ?』


俺『ありがとうございます!はい!もちろんです!』


こうして受付嬢のお姉さんに協力を得て、能力を検証する事になった。

変な事をされても困るという事と、何かあってもお酒のせいに出来るという理由で酒場で検証する事にした。


これが最悪だった。

ちゃんと物差しやメジャーで測ってるわけじゃないから、3メートルって距離が酒場という室内においてはかなり範囲が広く

そしてある意味このスキルの恐ろしさが分かった夜でもあった。



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