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農民の俺が魔王になるまでの話  作者: 餓鬼九十九
第一章 雨降って地固まる
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第4話 ルゥの努力

■ユークラシス王国外 ヴェンの家 リビング■


 家について一息していたところで、私はヴェンに呼び止められた。


 「ステラ。 ちょっといい?」


 ルゥと街を回っていた私は目的を無事に済ませた後、ヴェンの家まで戻っていた。

 外は月明かりと満天の星空に覆われ、少し肌寒い風が吹いている。

 ヴェンに呼ばれ、庭まで出てきた私は、家の光に照らされたヴェンの少し真剣な表情に疑問を覚えながらも、ヴェンが話し出すのを待っている。

 ルゥは湯浴みを行っていて、そのタイミング呼び出したということはルゥに関係があることだろう。

 ヴェンは一度私の表情を見てから目を瞑る。


 「(あぁ、ヴェンはもう気付いているんだろうなぁ)」


 そして決心したように話し始めた。

 

 「私の個有魔術、心の目(アナライズハート)には任意の対象の心を読むことができる。 っていうのは知っているわよね。 そしてそれは常時発動している。ここまで言ってわかるかしら。帰ってきてからの貴女。妙に浮足立ってて、嫌でもあなたの心の声が見えたわ」

 

 心の目、常に発動し続けるヴェンの特殊スキルの一つ、か。

 何を言いたいのか分からない、という表情を浮かべてみるものの、私自身、ヴェンの言いたいことは完全に理解していた。

 まだルゥと出会ってから一週間もたっていないというのに、確実に私はルゥに、間違いなく恋をしている。

 別にそれ自体は悪いことではないし、誰かに咎められることでもない。

 しかし、そもそもドライアドとして長年生きてきた私が、なぜ最近であった田舎の少年に好意を抱いたのか、良く分からない。

 ――――いや、それは嘘だ、本当は理解している。

 でも、分かりたくない、認めたくないだけだ。

 それを認めてしまえば私はもう、引き返せない。

 恐らくこうやって自己分析していることも彼女の紅色の瞳には映っているのだろう。

 

 「別に恋心を抱き、彼と。 ルゥとどうなろうと私が口を出すことでもない。 長年生きてきたステラが何故こんなにもあっさりとルゥにひかれてしまったのかも、ある程度察しはついているつもりだ。 あなたは私の親友。幸せになってほしいと思っている。でもステラ。もう正直、()()()()()()()? 死んでから魔素残滓だけでどれ程の年月を耐えてきた? もう君の魔素残量はスズメの涙程しか残っていない。 私はステラの意思を尊重する。でも、このまま曖昧にしておくのは、良くない」


 分かってはいた、私はもう長くない、それも数年単位などではなく、もっと短い期間で、私の魔素の残滓は底をつく。

 そうなれば今の仮初の肉体は自然に帰り、私の魂は霧のように消えていく。

 数十年前に勃発した人間と魔物の戦争により、私の体は事実上、死んでいた。

 私は村の民を魔族から守ろうと戦っていたが、束になって攻め入ってくる魔物の群衆と対峙するには、私の魔力では圧倒的に足りていなかった。

 そこで打開案として考えたのが、自分の体に残る魔素を全て使い、身体に魔族を遠ざける結界魔法かけ、村に一番近い山に埋めることで、人柱になるという方法。

 その結果は絶大で、今でも村に魔族を受け付けない程だ。

 私の体は確かに死んだが、個有魔法を発動することで、魂は死ななかった。

 

 個有魔法・魔力保存。

 自分の魔力を制限なく保管し、溜め続けることができる。

 死後も魔力が残る。

 

 個有魔法・思念分離。

 自分の魂を思念として分離し、体から離れて行動できる。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 個有魔法・憑依。

 自分の魂を操り、物体や生態に憑依する。

 

 「(そして、ドライアドが有している分身体の魔法、全てが合わさったことで、身体が死んでも生きてこれた)」

 

 でも、どうしても変えることのできないルールが一つ存在していた。

 分身体は、消費した魔素を回復できない。

 どんなに強大な魔力が当てしても生命維持の為に発動し続ける個有魔法によってじわじわと私の魔素(じゅみょう)は削られていた。

 

 「ヴェン・アストレア。ルゥは直ぐにBランクになる為の試験を受けることになると思うわ。だからそれが終わるまで何とか引き延ばすから。引き伸ばして見せるから。ルゥには黙っていて欲しい」

 

 

 村の人たちを守るには、私が人柱になるしかなかった。

 確かに私はサポートや回復の魔法に長けていたし、秘める魔素量もそこらの魔法使いや魔物に比べて圧倒的だった。

 でも、攻め狂う大群を倒す術は持っていなかった。

 

 「そんなことはしてはダメ、あなたがそこまでする必要はない」


 そういってお姉ちゃん、()()()()は私が人柱になることを最後の最後まで反対していたが私はその反対を押し切って村の平和の種となったんだ。

 自分を犠牲にしたことに後悔はしていない。

 聖騎士団を目指していたアイン、姉であり、アインの妻となったミーシア、そして村の民を守ることができたんだ。

 もうとっくに枯れていたはずの涙は頬を伝い、地面に向かう。

 ねぇ、ルゥ、私はあなたがミーシアの子だから好きになったんじゃないの。

 あなたの引き継いだ、ミーシアとアインの優しさに触れて恋しちゃったんだ。

 

 まだ時間はある。

 なのに走馬灯のように思い出す短いルゥとの思い出。

 真剣に私の話を聞く姿勢、手をつないでくれた時の暖かさ、お礼のプレゼントを選んでくれた時。

 普通ならたった一日のそんな出来事では、恋に落ちたりしない。

 それでも、ルゥと同じ、全てを失った私がルゥを好きになるには十分すぎる思い出だった。

 

 「もう一つ。お願いがあるの。私の魂が消えたらさ――――」


■ユークラシス王国外 ヴェンの家 外庭■

 

 あれから俺は、ギルドの依頼解決やステラの授業、アドベルさんとヴェンさんの戦闘訓練に明け暮れ、早二か月の月日が経っていた。

 やはりCランクとBランクの壁は大きく、お手伝いのような依頼を引き受けていれば勝手に上がるCランクまでとは全く違う。

 Bランクの試験を受けるには、討伐任務として二本角ワームという魔物を二百体。

 ギルド依頼を、十件解決する必要がある。

 以来十件は完了し、残るは二本角ワームを後、二百体。

 現在二本角ワームは七十二体まで討伐完了している。

 二本角ワームは五十匹前後で群れを作り行動しているモンスターで、二体いれば次の日には二十体にまで増えるという驚異的な繁殖力から、災害指定モンスターとして、討伐を推奨されている。

 個々の強さは大したことがないが、集団になると厄介で、何百人ものCランク冒険者を屠ってきたそうだ。

 既に倒した七十二体は俺が単体で、群れを壊滅させた結果である。

 とはいえ、別段俺自身が急成長したわけではなく、二本角ワームの弱点は光属性、ということで、ステラに教えてもらった光属性の魔法「フラッシュ」を使って群れ全体が動きを鈍らせた後にひたすら切ったというだけの話しだ。

 残り百二十二体も同じようにすれば簡単に倒せるだろう。

 しかし俺は、その討伐任務を一時中断していた。

 理由は簡単で、このまま楽をして倒していても、自分にとって何の成長もないからだ。

 そこで、【一定期間の訓練に専念して、残りの百二十二体は剣術だけで討伐する】という目標を自分に課し、自分自身の成長を試みる、ことにしたわけだ。

 もちろんこれは自分一人で決めたわけではなく、ちゃんとアドベルさん、ヴェンさん、ステラさんに相談をした結果である。

 今までも剣術の師匠として、アドベルさんとヴェンさんが指南をしてくれていたが、最近になってやっと二人の速度についてこれた程度で、初めて見たときは目で追うことも難しかった。

 そんな中楽して任務を遂行しても、その先での成長はたかが知れている。

 任務再開までの猶予は一週間。

 ステラさんは今まで、教養を取ってくれていたが、必要最低限の知識は俺に叩き込んだらしく、残りの期間はアドバイスをしながら訓練のサポートを行ってくれる、とのことだった。

 日の出の時間帯で、訓練をはじめ、夜、月が真上に見えたら訓練を終了する。

 アドベルさんが指導し、ヴェンさんと模擬戦、それを交代しながら行い、休憩時間にはステラさんにダメ出しをしてもらう。

 もちろん三人とも業務や依頼があるので、入れ代わり立ち代わり指導してもらった。

 そして一週間後。

 

 「大分ましになった、というかおめぇ成長しすぎじゃねぇか?」

 

 アドベルさんが苦笑いをしながら、へばっている俺にタオルを投げる。

 一瞬落としそうになりながらも、何とかキャッチをした。

 正直自分でも驚いている。

 実は残り二日になってから、三人とも休暇を頂いた、ということで、急遽二対一で模擬戦を行ったのだが、俺は攻めることはできなかったが、二人の剣を何とか捌ききったのだ。

 

 「本当、何があったらそうなるのよ、いくらハーフでも限度ってもんがあるでしょ。相手は最高ランクメンバーと勇者よ?とんだ才能だわ」

 

 と、呆れて見せるヴェンもその表情は嬉しそうだ。

 

 「二本角ワームなんてこれじゃ直ぐに倒せるわね。たぶん今のルゥなら、今日中に倒しきると思う。でもまずは、お昼ご飯を食べたら行きましょう、念の為私も同行するわ」

 

 ヴェンの言葉に、俺は再び立ち上がり、「ありがとうございました」と挨拶をすますと、今日は午後には休暇が解かれるとのことで、アドベルさんがギルドに向かって行った。

 一方ステラは、二人の後ろで、一言も話すことはせず、嬉しそうに微笑んでいる。

 その微笑みに、俺は何とも言えない不信感を覚えた。


■ヴェンの家 二階 寝室■


 残すはBランク認定試験、明日、俺はその試験を受ける為の討伐任務に魔法の使用を制限した状態で挑むことになる。

 ヴェンさんとアドベルさんとの模擬戦が終わった後、いつものように三人で食事を済ませ、入浴を取った俺は、ヴェンさんが用意してくれた寝室のベッドで寝ころび、天井を見ながら考え込む。

 全開に空いた窓から、心地よい夜風が入ってくる。

 正直、苦戦する気がしない。

 とはいえ、残りの討伐が必要数はとても少ないとはいえず、挙句、群れでの行動が得意、という問題点がある。

 そしてそんな俺の考えを察したのか、模擬戦が終わった後、「念のために」とステラが俺が知らない二本角ワームの特徴を教えてくれた。

 

 まず一つが、二本角ワームは視野が狭い。

 普段、奴らは、移動する時、群れで地中を掘りながら移動する。

 地中には天敵がいないから、目で見る必要があるのは主に正面。

 その為、目は小さく、正面を集中して見る作りになっていて、両目を合わせても、基本的には六十度程しか見えていない。

 しかし、緊急事態などには備える必要がある。

 だから、正面を進む係と、各方向を気にする係に分かれて移動するのだ。

 

 もう一つは聴力が無いこと。

 聴力が無い、とはいえ、振動を感知できないわけではない。

 角の部分で振動を感知している。

 しかし、角の役割としては、正面に不純物がないかを確かめるものなので、後ろからの振動や小さな音は、人や動物よりも感知できない。

 

 つまり、地中を移動している時、後ろからの剣劇などには対応できないということだ。

 となれば、一番討伐しやすいのは、かなり大きいサイズの二本角ワームが率いてる群れを後ろから打つ。

 だとすれば問題点は――。

 

 「どうやって百二十二体以上の規模の群れを見つけて移動中の背後を狙うか、だなぁ……」

 

 前回遭遇したのだってたまたま見つけただけだし、いくら繁殖力が高いとはいえ、大した知識がない俺が闇雲に探しても時間が過ぎる一方だ。

 それについては経験豊富な人に聞くのが良いと思うが、詳しそうな人が……。

 

 「居すぎる……」

 

 随分と、人間関係に恵まれたなぁ。

 取りあえずこれについてはステラさんに聞いたほうが良いだろう。

 今日はもう夜も遅いし、明日の朝に聞くことにしよう。

 そういえば―――。

 

 「今日のステラさんはどこか無理をしていたような気がする。体調が良くなかったのかな」

 

 今日のステラさんの様子を思い出しながら、開きっぱなしの窓を閉めに行くと、窓の外に見知った人物が夜空を眺めているのが見下ろせた。

 あの赤い髪は間違いなくヴェンさんだ。

 既に暗闇に目が慣れているうえに、月明かりがヴェンさんを照らしている。

 二階から見下ろしているので多少の距離はあるが、よく見るとその背中は少し揺れているように見える。

 

 「(あれは、泣いているのか……?)」

 

 下に降りて声をかけよう、一瞬そう考えたが、わざわざ人目がないような夜中に、一人で泣いている彼女に声をかけようとは、どうにも思えなかった。

 ステラさんのことも含め、気になる気持ちもある。

 しかし、どことなく、あの泣いているヴェンさんについては触れてはいけないような気がした。

 

 「もう寝に入ろう」

 

 何より今は、明日に向けてしっかり休息を取らないといけない。

 どこか釈然としない気持ちになりながらも、今日はもう休むことにした。


■同刻 ヴェンの家 玄関前■


 模擬戦後、食事と入浴を済ませたヴェンは、外に出て夜風にあたっていた。

 

 「今日は月が綺麗だ」

 

 思っても無いことを言ってみる。

 正直、月が綺麗かどうかなんて私にはまったく分からない。

 私は月が嫌いだ。

 ……思い出す、まだ私が勇者になる前の記憶。

 

 「ねぇ、あなた。そんなところで何をしているの?」

 

 私はギルドの落ちこぼれとして、知られていた。

 魔法は全然使えない、魔素を感じる素質も、扱うテクニックもない。

 あるものと言えば、少しかじった程度の剣技だけ。

 その日も、私は朝早くから剣を持ち、戦闘の訓練をし、終われば夜中までひたすら素振りをする。

 そんな日常を送っていた。

いつも通りのメニューをこなし、疲れ切ってその場で倒れて夜空を見ている私に、女の人が話しかけてきた。

 

 「そんなところで寝てたら風邪をひくわよ?」

 

 背中までかかるほどの長い金髪を一つに縛り、こちらを除きながらつぶやく彼女は、とても綺麗だと思った。

 正直疲れ切っていて返事をするのも億劫ではあるが、善意から私に声をかけているのに、無視するのはよくないと思い、返答をする。

 

 「素振りをし終わって、疲れたから休んでいたのよ。それよりあなたは誰?」

 

 私が少し不機嫌そうに言うと、「ごめんごめん」と苦笑しながら髪を耳にかける女性。

 薄暗いせいか、見落としていた。

 

 「(長い耳、あれはエルフ……いや、これはドライアド…か?)」

 

 エルフとドライアドの違いは本当に見分けるのが難しく、よく見ないと気付かないが、ドライアドはエルフと違い、髪に薄っすら緑色が入っている。

 他にも特有の戦闘スタイルや個有魔法といったところで違いがあるが、この場では判断できない。

 違いが一瞬で分からないから、正直見分け辛い、実際よく見ても見分けられない人も少なくない。

 

 「私はドライアドのステラ。ステラ・ミルトレージ。魔法について研究をしているわ。あなたはなんていうの?」

 

 予想した通り、ドライアドで合っていた。

 

 「私はヴェン。ヴェン・アストレアよ。私の名前はちょっと特殊でね、アストレアが名前なの」

 

 そう、私は、名前が少し特殊で、苗字と名前が逆なのだ。

 理由は良く分かっていないが、小さいころからそれが当たり前で、特に気にしたこともないし、不都合もない。

 

 「確かに特殊ね。……ところでそんな特殊なヴェンさんは、いつまでそうしているの?よかったら私の家に来ない?御馳走するわよ。今日は月が綺麗だからね。」

 

 「なんで月が綺麗だと、今あったばかりの私があなたの家に行くのよ……」

 

 とまで言ったのは良いが、正直私には帰る当てがなかった。

 家はない、家族も今はいない、友人もいなければ他の親戚なんてもっての外。

 もちろんそんなことをこの人は知らないはずだ。

 でも、流れに任せてみるのもいいかもしれない。

 この人が良い人でも悪い人でも、最早今の私にとってはどうでもいい。

 

 「いや、そうね。月が綺麗だから。ついて行くことにするわ―――」

 

 ……私は月が嫌いだ。

 

 前にルゥとステラが街に繰り出し、返ってきたときのことを思い出す。

 あの時、ステラは最後にこういった。

 

 「ルゥは、時折、初めてヴェンと会った時のヴェンのような顔をするんだ。力は及ばずながらも、どこか強い信念を持っている顔。そんな彼を見て…私は惚れたんだ。」

 

 ……私は、月が嫌いだ。

 

 ステラと初めて出会った頃の思い出を風化させる、あの月が大嫌いだ。


■???■


 夜更けの街、路地の裏を通り、マンホールの底に入っていく影が一人。

 アドベルである。

 アドベルは中に入ると、足音が近づいてきた。

 その足音に物怖じすることも無く、その方向に向き直り、アドベルが話し始める。

 

 「調査、ご苦労だった。して、例の勇者の動向は?」

 

 ローブの男は、紙の束をアドベルに渡し、何一つ言葉を発せずに一瞬で気配ごと消えた。

 

 「ふむ、腐っても国の犬ってことか。まぁいい、これを急ぎ、マスターに届けよう」

 

 その言葉を最後に、アドベルは全身が霧のように変わり、その場から消える。

 

 ルゥ達がBランク認定試験に向けて動いている水面下では、別の大きな歯車が動き出していた。

【心の目・アナライズハート】

任意の対象の心を読むことができる。

どこまで見れるかは対象の精神力の強さで変わる。


【魔力保存】

自分の魔力を制限なく保管し、溜め続けることができる。

一度に保管する量は使用者の匙加減で変わる。

精神領域に保存する為、死後も魔力が残る。

 

【思念分離】

自分の体と魂を一時的に分離し、冷帯となって移動、憑依ができる。

使用時のリスクは多く、使いどころは限られる。

・退魔系統の魔法を使われると一瞬で身体に戻される。

・魔素切れまで使ってしまうとそのまま脳死する。

・使用中に身体に死傷があると分離したまま戻ってこれなくなる。

・寝ている相手に接触すると過去の記憶などを見られてしまうことがある。


【憑依】

自分の魂を客観的に操り、物体や生態に憑依する。

魂が存在する者に使うと精神状態の強いほうが残り片方が脳死する。


【樹根分身擬態】

種族・ドライアドが必ず有している専用魔法で、自分の分身作ることができる。

分身が死ぬと分身の行った経験が本体に反映される。

死んだ分身は自分の一番印象に残っている植物に変化する。


【フラッシュ】

光属性の魔法で、自分の魔素を光に変換し、複写増幅させて周囲を照らす。

持続時間や強さは術者の匙加減で変わるが、魔素を使っても使用後に戻ってくる為、

魔学研究者の中では、「これは魔法ではなく、単純に自分の魔素を放出しているだけ」

と称える人も少なくはない。


【二本角ワーム】

二本の角を縦に生やしたミミズの魔物。

小さいものは数十センチ、最大サイズでは12メートルが確認されているが、

個々の戦闘力はさほど高くない。

増殖力が非常に高い為、災害指定生物とされている。

基本的にギルドのBランク認定試験を受ける為の討伐対象とされているが、

群れで行動する為、数に押されて命を落としてしまうメンバーも少なくないのだとか。

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