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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第一章 転移
8/69

アカ

読んで頂いて居る片方に感謝します。

そして、励ましありがとう御座います。

俺は、足元に落ちていた枝を拾い上げ、草むらに身を潜め暫く様子を見ながら、猿共の観察をした。


「ん?‥考えていたのとチョッと違~う!‥」


体は小さな全身毛むくじゃら、申し訳程度の獣の革を腰に着ける。頭は禿げ、目は鋭く鼻は醜く長い。歯は汚なく犬歯が異様に長い。

「鬼猿か?」


猫耳娘は、革のベストに長めの短パン。腰のベルトに沢山の小物入れが並び、踝までのブーツを履き、革のグローブからは[映画X-人間]の狼マンが如き鋭いカギ爪が3本付いたのを両手に着け、必死になって化け物猿に挑んでいた。


「そろそろ頃合いか‥」


俺は、木の枝を振り回しなが、

「おーい!バカ猿供!」

と、大声を出し奴らの注意を引いた。


「《シロ》!!」

《威嚇の雄叫び》

《ガオオオォォォォォォ~~!!!!》


姿が見えない野獣の声に猿供が度肝を抜かした様子で、

「《シロ》!戻ってくれ!」


血相を変え慌てて逃げる姿を見ながら、

「‥蜘蛛の子散らしだな。」


俺は猫娘に、

「猫耳さん、大丈夫かい?」


「‥ハッ‥っっ‥何んとか無事‥ったっ助かっ‥よっ‥」

「余り大丈夫そうじゃ無いな‥な‥」


声を出さず意思伝達で

(《アカ!》)

《ハイピー》


アカと呼ばれ元気に《柿ぴーと違う!》返事をしたそれは、1mの体の横に尾羽が2m有り、両翼を広げれば5mもある。それぞれの羽先がオレンジ色に近い赤い炎を揺らめいている。一見すると孔雀。ある文献には、<火の鳥><不死鳥><フェニックス>とも言われている、それは《朱雀》


音も出さず静かに俺の両肩に止まった。

俺は、重さを感じる事は無いが何時もの癖で、腕を組踏ん張り易く仁王立ちになり、


(《アカ》、頼む!)

《ハイピー》


朱雀が一度大きく羽ばたきながら、

《癒しの微風~~ぇ~~》


暖かな風が猫娘を優しく包み込み、傷だらけ体と心を治した。何かブツブツ言ってるが顔色が良くなったの一安心。猫娘が、

「今の兄さんがやったのかい?」


(取り合えず、お惚けの術!)「ん?さぁ‥?」


何やら礼を言っているが、何かヤバイ気がしたので、


「いえいえ、通り掛かっただけだし、困った時はお互い様!て事で!それじゃ!」


適当な事を言ってその場を離れ様とした途端、コートの裾を引っ張られ転んでしまった。


「兄さん‥その格好‥」

(何言ってるの?この猫娘?)


転んだまま俺は、言われたまま自分の姿を見渡した。

‥‥‥‥顔から火が出た‥‥‥‥‥‥


誤字、脱字を見つけ次第修正していますが、まだまだ至らぬ点が御座います。御指摘や御指南お願いします。

そして、生暖かい目で宜しくです。

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