猫娘
読んで頂いて居る片方、ありがとう御座います。
ご指摘を受た点に注意し書いて見ました。
「猫耳っ娘?!ゲームや漫画でしか見た事が‥この世界は‥そうゆう事か‥」
俺は、厄介事に首を突っ込気は無く、その場を静かに去ろうとした時、
「チッ‥チクショウ!グッ‥あっちに‥行きやがれ!」
猫娘は、両手に持っているカギ爪を武器に、猿の化け物達に、必死になって交戦している声が聞こえて来た。
「チッ!全く‥ここで、見殺しにするのも夢見が悪しな!」
俺には信念が有る。
面倒事に巻き込まれるのは大嫌いたが、虐めに有って居る子供を見ぬふりをする奴にだけは絶体成りたくない。
‥と言う信念が‥
「《シロ》!俺が飛び出して気を引くから、お前は良い感じで、追っ払ってくれ!」
《ウォ~スッ!》
<猫娘eyes>
「チックショウ!魔力も無くなったし‥あたいの運命もここまでか‥‥」
「おーい!バカ猿供!」
珍妙な一人の男が、木の枝を振り回しモンキーゴブリンに向かって来たのさ?ら
モンキーゴブリン達は、一斉に振り替えるとさ
「ギャヒャヒャ~」
笑い声にも似た奇声を上げると、男に向かって突進してさ
「んっ?」
あたい、男の後の草むらが微かに揺れたのが見えたんだ。
「何だ?今の?」
と思った瞬間!
《《《《ガオオオォォォォォォ~~!!!!》》》
何処からか、脳天直撃の尻尾までも震える様な雄叫びが聞こえてきてさ、すこしチビちゃったんだ。
その雄叫びを聞いた途端、モンキーゴブリン達は、男の事を忘れ、尿を撒き散らしながら木の上に登り一目散に逃げて行ったのさ。そしたら、珍妙な奴が
「猫耳さん、大丈夫かい?」
「‥ハッ‥っっ‥何んとか無事‥ったっ助かっ‥よっ‥」
息も絶え絶えに返事をしたらさ、
「余り大丈夫そうじゃ無いな‥な‥」
珍妙な奴が腕組みをし仁王立ちになると何処からか暖かく優しい風が吹いて来たのさ。
「気持ち良い‥!てっ‥あれ?」
次の瞬間、嘘の様に傷だらけだった、あたいの体は元に戻り、力も魔力もいつの間に回復しててさ、
「今の兄さんがやったのかい?」
「ん?さぁ‥?」
と、頭に破れたコートの袖部分を鉢巻にし、袖が無く裾が縦に無数に引き裂かれたコートを来て、服を着たネズミの絵が書いてある布を上に巻いた黒い革靴を履いた珍妙さんが答えたのさ。
「それにしても助かったよ!ありがとよ!」
「いえいえ、通り掛かっただけだし、困った時はお互い様!て事で!それじゃ!」
踵を返し男が立ち去ろうとした時、あたいの第六感が働き、裂けたコートの端を無意識に掴んでいたのさ。
<タケルeyes>
助けた筈の猫娘にコートの裾を引っ張られ
‥‥‥転んだ‥‥‥
若輩者なので至らぬ点が御座いますが、生暖かい目で宜しくお願いします。