究極の
読んで頂いている方々、ありがとうございます。
エロ描写を含む表現があります。
不快に思う方はスルーして下さい。
「どうした?騒がし!何事‥‥」
足元に転がる門番の首を見て、顔色を変えた魔王。
俺の存在に気が付き、
「貴様か、こやつを殺めたのは‥?」
「ああ、俺だ。あんたに会わせろと言ったら、逆らったんでな、つい首を跳ねちまった。」
俺は、当て付けがましく言い切ると、
「良い度胸だな‥名を聞かせては‥‥???」
状況を把握したのか、押し黙りガタガタと震え‥
何故に‥もしや!‥
咄嗟に俺の前まで駆け寄り、方膝を付ながら頭を下げて‥僅に腰が又震えている。魔神王。
「大変無礼を働き、申し訳御座いません。
我君スサノオウ様。」
「だからさ、会わせろってね言ったのよ。そうすれば、彼も死なずに済んだのになぁ~。」
人間風情に、御方と呼ばれる者が頭を垂れた姿を見て、後ろに居た悪魔種達はざわめき出した。
「静まれ!これ以上、私の顔に泥を塗るつもりか!3獣居るか?」
その言葉に誰もが口を瞑り静に魔王と同じく平伏した。
と、同時に何処から途も無く現れた3体。
黒革のズボンを履いたウルフマン。
山高帽を被り胡散臭いマジシャンの成りをした、鳥顔のサンダーバード
ライオンの顔に鷲の羽を持つ獣人ライガー
「「「ハッ!ここに!」」」
「皆の者を広間に集めよ!」
「「「ハッ」」」
「御無事で‥何よりです。我君」
「相変わらず、エロい体してるな、ヤマタよ」
「ハッ!日々、己の体を磨き上げ、又、スサノオウ様に虐めて頂く為に精進しておりました。」
エロ解禁か?
八頭大蛇は元々が女だった。
深い情念を持ち死んだ女の首が伸び、ろくろ首の妖怪に変化する話しがあるが、これがそうさ。
伸びた首の女が8人集まり、情念や執念が深過ぎて蛇に成りヤマタノオロチになったんだっけ。
そのヤマタに俺の霊力を分け与えた結果、1つの意識が形成され、絶世のエロ美人になって、俺が持つ欲望の捌け口になったんだよな‥俺の霊力を分けお陰で、絶対に逆らわない究極の奴隷‥
「ヤマタよ、あのころより一回り‥嫌二回り胸がでかくなったか‥今も鉄輪に鎖か?」
「はい。仰せの通り、3ヶ所を鎖で繋いでおります。後の鉄輪は横に引く様に後ろを通して、広げております。又、震動虫を特殊な筒に封印し何時もの場所へ入れておりまする。」
「そうか!そうか!命令通りで何よりだ。」
と、話しをしながら広間に着くと、1000体程の魔者と、一段高い位置に7体の魔神、更に二段高い位置に玉座が置いてあった。
俺とヤマタは中央にある黒い絨毯の道を通り、高い場所まで上がり玉座に腰掛け、その脇にヤマタが立つと、全てのモノが頭を下げ平伏した。
「皆の者、良く聞け!此方に逐わ方こそ、我らが神!初代で最高の悪!スサノオウ様である!」
澄ました顔をしながら、
微かに体が震えているぞヤマタよ‥
「皆の者、頭を上げなさい。私がスサノオウタケルだ。宜しくな。」
「「「「「ハハア――――――――――!!」」」」」
二段低い所に7体の魔王が畏づいている。
「魔王達よ、一人づつ名前を教えくれ。」
「ハッ!最初に私が炎の魔神のファイガスです。」
「次は私、水の魔王ウォーダスです。」
「僕は風の魔王エアダスです。」
「私は大地の魔王ガイダスです。」
「私が空間の魔王フィルダスです。」
「私は暗の魔王ダークネスです。」
「最後に私が森の魔王グリダスです。」
居た‥金ピカ野郎‥エアダスか‥
「エアダス、前へ」
「ハハア‥!」
笑いがこみ上げそうだ!ヤットぶっ殺せる~!
俺は、
スサノオウの力を解放した。
生暖かい目で宜しくお願いします。