ワクワク
読んで頂いている方々、ありがとうございます。
さて俺か!君か?俺と彼が融合し新たな存在に成ったのは明白だ。
悪の志向が全身を駆け巡り、今にも欲が暴走しそうで笑いが止まらない。
ここで1つ問題がある。
元々5体の霊獣持ちで、2体貸出し中。
今は3体の霊獣が体内にいるが、これからどうする‥俺の計算が正しければ、スサノオウの影響で善では無い者のはず‥
白虎 朱雀 玄武出てこい!
《おう!》《ビー!》《んグ!》
「皆、悪をどう考える?」
《それが?悪も善も関係ねー俺は、タケルに着いて行くだけだガ!》
《オイラは!正義なんかクソビー!》
《我は、平和退屈‥争い事スキ》
「お前達は、これからこの世界を征服しようと考えてる俺の事どう思う?」
《タケル!最高だ!ガオ~!》
《タケル!面白そうだビー!》
《タケル!征服サイコウ~!》
「皆の考えは分かった。明日から忙しくなるから、それまで戻って休んでくれ!」
《《《分かった!》》》
霊獣達も楽しみ見たいでまずは一安心。
これから、どうする?
テラさんやスタッピさん、ハンマーさんは‥
先ずは八頭大蛇だ‥七竜魔神王とコンタクトをとりたい‥彼等に適当な事を言って個人行動をしよ。
‥‥‥‥
「皆さん、お早う御座います。」
うわ~皆早起きだなあ~‥
「今日は、各自別行動でお願いします。」
「ハンマーはテラさんとスタッピさんを連れて町を案内してください。」
「俺は、これからチョッと探しモノをしてきます。」
おっ!ハンマーさん、スゲー嬉しそう。
「探し物なら私も手伝うぞ!」
又、余計な事をテラさんは‥
「大したモノじゃ無いんで、大丈夫ですから。」
‥‥‥‥
此処まで来れば良いだろう。
神経を集中して、奴のエネルギーを‥霊力で‥
‥居た!
《朱雀はい!ビー!》
《ここから北に向かって飛んでくれ!》
《了解ビー!》
ん?何か追てくる‥斑狼‥テラさんの手か‥
《アカ!隠密ステルスで頼む!》
フッ‥‥!
おっ!斑狼の奴、足を止めて空をキョロキョロしてるぞ!
《そのまま真っ直ぐだ‥》《了解ビー!》
‥‥‥‥
《あの山肌の洞窟入口で降ろしてくれ。》
《はいなビー》
とっ‥降りたは良いが、入口両脇のこれ‥銅像じゃ無いよな‥
役5メートルの赤と青の鬼か‥腕が4本‥それぞれ剣を持ってるし‥
《アカは右の青い奴を頼めるか?》
《OKビー!》
おっ‥動き出した‥
「何奴だ!人間風情がここに来るのは、百年早いわ!死ね!」
死ねって‥良いね実に良い響きだ‥ワクワクするね。
「そう言うお前が邪魔だ!消えろ!」
俺、霊力を刀の形に練り上げ赤鬼の首を跳ねた。
((シュッ!))
声も無く、ゴロゴロと跳ね飛んだ首が面白い‥
アカの方は、青鬼が既に黒鬼‥黒コゲで絶命してたよ。
《朱雀ありがとう!戻ってくれ。》
《楽しい~又、呼んで!》
洞窟を進むと、巨大な空間が現れ、そこに黒い石で出来たデカイ城があった。
「ヤマタの奴‥中々ヤルな~」
生暖かい目で宜しくお願いします。