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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第四章 仲間
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ヤッパこいつ

読んで頂いている方々ありがとう御座います。

<タケルeyes>


10年以上考えた作戦が水の泡に‥!

「テラさん!何で出てきたんですか!見てて下さいと言いましたよね?!」

「猿に襲われている女な(おなご)1人を黙って見ていられる訳なかろが!この(たわ)けが!」


はぁ~‥もっと事前打合せが必要だったか‥

朱雀(アカ)!スタッピさんお願い出来ますか》

《了解だピー!》


アカが癒しの微風を使ったので、辺りに優しい風が吹き、疲れたスタッピさんの体を包み回復していくのが分かると、

「体の加減良くなりましたか、スタッピさん。」


「なんだ!なんだ!何であたいの名前知ってるんだ?!ストーカー野郎!」


ヤベ!今は初対面だった‥

「ほら、なに、それさそれ!鉤爪のスタッピさんでしょ?」

「なんだ~い。あたいもちょっとは有名なったんだね~。そうさ!あたいがカギヅメのスタッピさ!」

ふぅ~危ね危ね。


「こっちは霊獣使いのテラさん。俺も同じ霊獣使いのタケルだ。宜しくな!」

「霊獣使い‥?」

「まあその辺はおいおいと、それじゃあ次へスタッピさんも一緒に行きましょう。」

「いいのかい、あたいも一緒で?」

「当然です。」

「やった!あたいは今日から姉貴の子分だぜ!」

「姉貴?兄貴の間違いじゃ?」

「はぁ?ヘンチクリンな格好した奴に付いてく訳ね~だろさ!」


ああ‥服着たネズミが笑ってる‥思いを感じながら、木の影で素早く何時も紺のコートに着替えた。


「ほんじゃ!姉貴!行きましょ!」

「おい!ちょっと待たれよ。ワシはソナタに姉貴と呼ばれる筋合いは無い。」

「そんな~水臭い事言わないでさ~さっきのあれ凄かったじゃ無いすか!」

「あれはあれ、これはこれ!このタケルのお目付け役で来ているので、ソナタに構っておる暇は無い。」

「まあまあ二人共。まずは森を出ましょよ。」


何やかんやで森を出て、次の目的地へ足を向けた俺達。

途中スタッピさんに

「これどうぞ。魔除けの耳飾りです。」

「えっ?ありがとう‥何処でこの事を‥?」

やっばっ!

「ほら!さっき落としたとか何とか?!」



「あっ!なんだ!そっか!‥‥」



((ヤッパこいつはストーカーかもな))




生暖かい目で宜しくお願いします。

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