表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第四章 仲間
57/69

俺の拘り

読んで頂いている方々ありがとう御座います

そうそう!オイラもタケルの兄貴に霊力を分けてもらっさ、青龍(アオ)さんを付与して貰ったんだ~。


それにしてもよ!

マリーの姉さんはキレイな~お人だ~。

肉付きは良いが、締まった体~豊満に胸‥ヤベ!

いかんいかん!真面目に!集中集中!


<マリーeyes>


はぁ~女神様の使いの女に‥タケル様が‥

何で私はベンと一緒の行動なワケ?ったく!

タケル様の作戦だからここは、キリ替えて頑張ろう!


バール隊長の案内でシアロ王国に向かう途中、

第三王女エライヤ姫と合流し、互いに紹介しあった後、救世主ベンと胸の服着たネズミを交互に見てたのが印象的だったわ。

因みにタケル様にお聞きしたのよ、

「何時から服着たネズミーがマークになったのですか?」

「ああ‥あれ?あれは白い鎧じゃ味気ないから、落書きしただけだよ。ベンさんには‥シィー!」

口に人差し指当て‥もぅ~タケル様~


<タケルeyes>


俺は、この日を待っていた。

この日よりの軌跡をたどり間違いを正して、金ピカ野郎をぶっ殺す!

この日より以前にスタッピさんやハンマーさんと接触するのは簡単だったが俺は、敢えてそうしなかった。ここから始め無きゃ意味がないと考えていた、俺自身の単なる拘りだ。


シロに探索を頼んでいたら、少し開けた右奥の森の中で動きを捕らえたらしい。


静かに近より草むらから覗くと、


「チッ‥チクショウ!グッ‥あっちに‥行きやがれ!」


モンキーゴブリン達を相手にギリギリの戦いをしている‥スタッピさん‥!


俺はこの日の為に用意した、あの時に似たボロい袖の無いコートと、染料で赤くし服を着たネズミの絵を書いた汗拭きをあの日と同じ格好に着替えて、後ろに居たテラさんに

「動かないで、ここで見てて下さい。シロ打合せ通り頼む!」


俺は、木の枝を振り回しなが、

「おーい!バカ猿供!」

と、大声を出し奴らの注意を引いた。


「《シロ》!!」

《威嚇の雄叫び》

《ガオオオォォォォォォ~~!!!!》


良し!作戦通り!と思った時、俺の横から黒い影が飛び出しモンキーゴブリン共を一刀両断していく‥テラさん‥


10匹以上いた猿達は全て絶命している。

スタッピさん‥キラキラした目でテラさんを見詰めているな~~‥‥‥思ってたんとちゃう‥‥


俺は、薄汚れた黒いコートに破いた袖を頭に鉢巻きにして、ブーツの上にネズミの絵を書いた赤い汗拭きを着けた姿で、


[カオナシ]の如くユラユラしながら、ただ‥‥


「‥アッア‥んンんン‥~んンン~‥アッア~ん‥ンン~」


‥と揺れながら佇んで居た‥


生暖かい目で宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ