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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第四章 仲間
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鼠の嫁入り

読んで頂いている方々ありがとう御座います。

<ベンeyes>


マリーの姉さんの家来になって10ヶ月。

何とか姉さんの迷惑にならない様にやってこれたぜ。

タケルの兄貴にも感謝しかね~わ。

歳の上下は関係ない。実力だけがモノを言う世界さ。

まっ、そんなこんなで俺もハンターギルドに成れたしよ、ん?クラスは何か?って?

クラスはハンターよ。ランクはシルバーさ!まっこんな所だろ。

今は、ちょっした防具を買うため武器屋に来てるのよ。

で、タケルの兄貴が上から下まで真っ白のフルプレートの鎧をチョイスなさってな。

胸当と背中にネズミの絵を書き出したのよ。それもよ、前は赤いズボンを履いててよ後ろは赤に水玉のスカートよ。つい聞いちまったぜ!

それ何ですか?てよ。

「鼠の嫁入り て話しがあるんだ。金持ち鼠の夫婦に娘がいて嫁にやるなら世界一強い者にって、最初に太陽に話しをしたら、太陽は雲隠され雲は風に流され、風は壁に遮られ壁は鼠に穴を空けられる。結局最後は鼠が一番。」

「へぇ~で、鼠を書いている?て事ですか‥」

「いや。俺が好きなだけだ。」

「えっ?!」


「ウソ!白い鎧にマークが有ると混戦の時に見分けを付けやすいからさ。そして何より、俺達パーティーのシンボルマークだからだよ。」

「知らなかった‥でそれをどうするんすか?」

「ベンさんが着るんですよ。」


「‥‥はぁ~?」


て事で、オイラ救世主とマリーの姉さんが表で城で戦力と状況把握。タケルの兄貴が裏での作戦て事になったのさ。

姉さんと二人きりは嬉しいけど‥


白い鎧と服着たネズミ‥オイラの顔‥赤くね?


生暖かい目で宜しくお願いします。

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