表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第四章 仲間
55/69

始まりの丘から

読んで頂いている方々ありがとう御座います。

霊獣を引き連れ現れたテラと名乗った女‥巫女様の使いなのは間違い無いが‥何処かで会った様な‥?

「タケル、巫女様より預かり物がある。こっちに来て来れ。」

馴れ馴れしく呼ぶ声に苛立ちは無く、何故か親近感さえ沸くのは‥何でだろうか?

「顔を上げて、大きく目を開け!行くぞ!」


テラが俺の右目に手を当てたと同時に、ほんの一瞬〃チクッ!と痛みが走り、手を避けて見たら歪みボヤけた世界が見えていた。

「それは幻魔眼だ。少し馴れるまで時間が掛かるが我慢しろ。」

「うっ‥わかりました‥テラさん。」



土煙の一団が到着した。

先頭の馬から降りた男が

「私は、シアロ国親‥」言葉を遮り、俺は

「全て承知しております。バール隊長殿。」

名を告げる前に、此方側から本人の名を明かす事で信憑性が増したと思うが‥


「流石は救世主様!」と俺に向かって話し出したバールさんに、

「私は救世主様の家来タケルです。此方の2名の女性マリアンヌとテラも同じく家来です。」


端に立つ男に向き直り、方膝を付き頭を下げ

「救世主様、お迎いにまいりました。」

少し緊張気味のベンさん

「フム。神の導きにより此の地へ降臨した、貴方達の言う救世主のベン・リーヤだ。」

ベンさんは大袈裟に空に手を広げ、

「我の力の一端に触れるがいい~!」

ベンさんの頭上に白い雲が現れそこから、青龍(アオ)が出現した。

《我は青龍。救世主ベン様の守護霊獣也~》

と言い姿を消して行った。

その間、俺達は事前打合せ通り方膝を付き暖かな目で見守っていた。

「「「お~!うお~!本物だ~!」」」

兵団の声を合図に一連の演目が終了したので、俺はベンさんと顔を見合わせて次の行動に出た。

「では、救世主様は達バール隊長と城へ。」

「頼めますか?バール隊長。」

「ハハッ!」


ベンさんとマリーさんを見送った後、次のイベント場へと走りだした。

「ヤバい!少し時間が押している!間に合うか?!」

山間の谷を抜け小川を渡り深い森をかき分けて‥


居た!


スタッピさん!

あの日‥あの時の‥ままだ‥




生暖かい目で宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ