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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第一章 転移
5/69

コン

読んで頂いて居る方々に感謝いたします。

「《アオ》、何が見える!」


《馬に乗った集団が土煙を上げて、真っ直ぐコッチに向かって来来るぞ!》

「分かった。《アオ》一旦戻ってくれ!」


青龍は、スゥ~と体を小さくし姿を透明にしながら、宿主にの中へ消えていった。


「《コン》!」

《はいょ~っ》


次に呼ばれて、若い女の声で返事をしたのは、2m程の白い狐。堂々としても尚も貴賓を感じる容姿、さらに鋭い目を輝かせる。しかし、普通の狐とは違い体と同じ位の大きな尻尾が九本!まさに!

《九尾》


「《コン》!奴らの視覚操作と、思考誘導を頼む!」

《はいな~》


俺は、ここに居ても埒が明かないと判断し、しかし闇雲に動いても墓穴を掘るだけ。


奴らが来た足跡を逆に辿り行くのが安全作と咄嗟に判断し、即座に移動した。歩き出して間もなくその集団と遭遇し、集団の一番前に居るリーダーぽい奴が、


「少々尋ねたい。」


俺は恐る恐る


「‥何ん‥で‥しょう‥‥」(‥‥《コン》頼むぞ‥‥)


「この辺りで、何か変わった事は無かったか?」


(‥ヤベっ‥)「特には‥何も‥何か有ったんですか?」


「私は、シアロ国親衛隊バール。王家に伝わる古文書に、今日この時あの丘に、救世主様が現れる。

と書いてあり、その真意を確かめる為、馳せ参じた次第なのだ。」


(‥‥はぁ?あの『じー様』辻妻合わせに俺を呼びやがったな‥‥)「‥はぁ‥別には‥何も無かったです‥」


「足を止めさせ、悪かった。」


(‥ふぃ~何とかなりそだ‥)


「君の、名は?」

(‥ヤベっ、名前?‥んん~ん‥)


「山向こうから、旅をしているケルタです‥」


「そうか、あいすまなった。」

(フゥ~何とかなった~)


一団が去った後、歩き出して直ぐにバール隊長が一人戻って来た。

「すまん!一応確認しておきたい。」


馬から降りて、なにやら腰の後ろからスクロールを取り出した。それを広げて俺に差し出し、

「手の平を、真ん中に当ててくれぬか?」


「はぁぁ‥」


何も考えず、スクロールに手ねか平を伸ばした。スクロールは、僅かな光りを発すると伸ばした手の上に文字が浮かんだ。

そこには、


☆HP30 MP1 レベル5☆


と書いてあった。

それを見て、隊長は優しい笑みを浮かべ、

「特に問題無いな。協力を感謝する。」

(哀れみ似た目だ!)


軽く頭を下げ、馬に跨がるとその場を去って行った。

隊長の笑いを訝しげ思いつつ俺は、


「《コン》!ありがとう。戻ってくれ。」


‥‥九尾に礼を言い歩き出した‥‥


















生暖かい目で、宜しくお願いします。

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