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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第三章 ギルド
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マイナの‥だ・れ・よ

読んで頂いている方々ありがとう御座います。

ロッククラブ討伐て3日、ツインマグマドラゴンで1日、そこかはスーリアスまで3日の計1週間の旅だった。

帰り旅の道中コンから、マグマドラゴンの討伐の件に対する話を聞かされ、笑って逆に謝った俺。

余りにも情けない格好に悲しくなり、服を貰う為、マリアンヌ統括さんを丸め込んだのが発端だっだ。

仲間達に心配事ばかりかけ、少し自己嫌悪になってしまい、これからは鞄に着替えの服を沢山いれておこう!と、心新たにした。

先ずは、討伐報告をするためギルド支部に顔を出したのだが、

「もう!遅いですよ!1週間ですよ?1週間!」

と、受付嬢のマイナさんがご機嫌ナナメ。

「すいません。色々ありまして‥」

疑いの眼差しが、急に

「あれ?ホントに色々あった見たいね。その服」

「あっ!はい!あの紺の奴ダメになっちやって、服を用立てるのに時間がかかりました。」


「それって、サンダルス私国戦士団の制服じゃありませんか?‥クンクン‥スゥ~‥!しかも女物!」

あちゃ~

「何で?分かるんですか?」

「匂いよ!まぁ良いわ。で、依頼は?」

「はい!討伐完遂です!」

「なら行くわよ!裏の倉庫。」

余計なんだか刺々しくなった気が‥


「これで、全部です。」

「イチ、ニイ~サン‥」

「全部で20体です。他に討伐部位が16体分で36匹です。」

「さ‥30と‥6ひき‥では、こちら完了報告書にサインを下さい。細かな計算の後に口座に入れておきます。では!」

「ちょっと待って下さい。マイナさん。カニが好きかと思って‥小さいですがどうぞ。」

「えっ?!わっ・ったしに‥で・ですか?」

「はい!何時もお世話になっているお礼です。」


顔が晴れてやや涙だ目‥それに‥だ・れ・よ‥が‥

「さぁ!どうぞ。」

「タケルさん!ありがとうございますぅ~」


やっと機嫌を善くしてくれて、一安心な俺。


その後、洋服屋で服を一式と下着類を山程買い込み鞄に入れて、次いでに靴も10足仕入れました。二度と尻出しは勘弁ですから。


さてその夜、何時も宿屋で腹を満たし寛いでいると、

((コン!コン!))

昼間の礼にとマイナさんがカニを持ってきたと思い、軽い気持ちで返事をした。

「は~い!開いてますよ~どうぞ。」

ドアを入って来たのは‥‥



見えないパズルのピースが揃い始めた事を、まだこの時は知らなかった‥‥俺。



生暖かい目で宜しくお願いします。

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