意味
読んで頂いている方々、ありがとう御座います。
<コンeyes>
おはよさんです。‥主様のお陰様で、霊人になれました、コンで御座います。
主様より、わたくしから事の顛末を話されよと、仰せつかりました。
結果、オーバー枠のアダマンタイト級でした。
それでは失礼します。
(((主様、それは!スリッパ?!)))
((((スッパーーン!))))
<タケルeyes>
ハショリ過ぎだ!
俺達は、受付嬢のマイナさんに促され、支部長室に通された。
中は案外広く、ドアを開けた正面、コチラ側に向かい大きな机と椅子があり、ドア側にローテーブルと3人掛けの、左手に1人掛けのソファーがあり、椅子には既にライバーさんが座っいた。
「入って自由にしてくれ。」
ライバーさんの申し出に、俺は1人掛けのソファーに、シロは3人掛けの真ん中に座り、両腕を広げ背もたれを独りじめした。後の連中は、胡座のまま中を浮いたり、寝そべったり。真っ直ぐ立ってる奴もいれば、ライバーさんの机の横にコンが寄りかっている。
退席しようとしたマイナさんに、支部長のライバーさんは、
「マイナ君、キミも同席を頼む!」
不安な顔で
「ハイ‥‥」と一言だけ口にするマイナさん。
そして、恐る恐る俺とライバーさんの間に佇んだ。
「諸君!先ずは集まってくれ、感謝する。これを観て欲しい。これは、世界各地の支部長クラスに代々受け継がれている手帳だ。我々は、
【暗黙の手帳】と読んでいる。ボロボロになったら、書き写し又受け継いで行く。そう言う代物だ。特殊な魔法が施されいるため私以外観覧が出来ない様になっている。
ここに、こんな一文がある。」
【それは何時、何処かは分からぬが、8(はち)が倒れた、∞ の文字を持つ者が現れた時、その時代の最高の称号を与えよ。
HP MP レベル共に1000を刻め。
又、その者に関し要らぬ詮索、余計な口出しは無用。静かとして礼儀とする。】
「と、書き記しるしてある。私は‥いや俺は、黙っていられない性分でな。1つ質問させてくれ。答えてくれる、くれないは自由だ!」
「何でしょう?」
「∞ の読み方と意味が知りたい!」
俺は、零コンマ何秒の間に考えた。
‥‥この、ライバーと言う男は信用出きる人物か?
何処まで話せば良いか?‥‥
霊力の事は伏せて成り行きに任せよう‥‥
「∞ これは、無限大と読みます。意味は、底無し 永遠的 限り無い、と言う事でしょうか。」
「マジか‥‥いや、正直驚いた。そんな文字があるなんてな!ありがとう!
俺を信用してくれて。そして、これを進呈する。」
差し出されたのは、クレジットカード大のシルバーの板だった。
それには、
【クラス ハンターHP500 MP500 レベル100 タケル・ロックス 17歳】
と記され、名前と年齢は違えど数値は同じ各々の会員証だった。
‥‥思ってたんと~‥ちがう~‥今日の俺‥‥
生暖か目で宜しくお願いします。




