絶望
読んで頂いて居る片方ありがとう御座います
バール隊長が連絡を待つ様にと、出立した後、
「姫様、此れから移動すると、途中で暗くなります、今日は此処に野宿し明日の朝に動く事が宜しいかと。」
ジャーナが、エライヤ姫に進言すると、
「そちの言う通りじゃ、野営の準備を!」
姫様一行が陣取った双子杉の丘の麓。
次の日の明け方‥‥最初に起きた、魔導士ジャーナが「姫!起きて下さい!」
隣の姫様に声をかけ、「何事じゃ‥」
「何か来ます!」
その声を聞き、二人同時にテントから出ると、
「流れ星‥」
朝日に浮かぶ発光体が、コチラに向かって飛んで来る。
呆気にとられて見ていると、発光体は音も無く停止して、そのまま丘の中腹に降り立った。
光が収まると、そこに1人の男が佇んでいる。
それを見た姫様は、
「もしや!あれは?」
ジャーナの静止を振り切り、男の方へ駆け出し
「もしや、貴方様は‥‥」
男はジェスチャーを交え軽い口ぶりで、
『えっと?ほら?あれ?何だっけ~』
「‥救世主様‥」
『そうそう!それ!正~解~で~す!宜しく』
金ピカの鎧を身に着けた男‥
双子杉の後ろから何時の間にか女が現れ、男の後に控え膝を付いた。
『おっ!メデューかい?ご苦労さん!』
「ハッ」
‥何かが静か動き出した‥
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お宝を山分けした次の日、スタッピさんは洋服をハンマーさんは武器を見に、買い物に出掛けた。
俺は、1人此までの事や此れからの事を整理していた。
『じー様』の話、猫娘とオッサンとの出会い、他の霊獣達の巡り合わせ、敵の存在‥恐らく、魔神王の配下だろうと推測出来た。まぁ、霊獣達が居れば何の問題も無いけどな。
けど、コッチの世界に来てまだ一週間も経っていないが、肉体が若返ったせいか思考も変わり、オヤジ臭いギャグや、言い回しが無くなった。
口調を変えて見るのも良いかもな。
そんな事を考えていると、
「兄貴~ただいま~」
スタッピが帰って来た。
その後、買って来た服や小物の品評会が行われ、
疲れて飽きてきた所に、ハンマーさんが顔出してお開きになった。
その後、装備を整えもう一泊し、町を後にした。
旅は順調に進み6ヶ月経った。
絶景を観賞し、珍しい食べ物を食べ、楽しい出来事を沢山経験した。
事件は起きた‥
霊獣達は力無く消え、猫娘とオッサンは‥死に‥
最後の力を使い《アカ》を呼んだがダメだった‥
‥‥‥俺は絶望し‥‥死んだ‥‥‥
生暖かい目で宜しくお願いします。




