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∞霊力は無限大∞>魔力て何?食べ物?  作者: 一心プラン
第一章 転移
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謎男

読んで頂いて居る片方に感謝します。


<謎の男eyes>

「故郷の町まで、後少しだったのに‥つくづく運に見放されたようだな!畜生!」


私は、サイクロプッスと戦いの最中独り言を口にして、

《グゥッツッ》血が出るほど唇を噛み締め、死を覚悟し最後の力で叫んだ。

「闘気開放!」


僅かに残っていた体力と魔法を合わせ、湯気が立ち上る程の力を全身に纏い戦いに備えた。

「何処からでも来い!」


死を目前にした時、それは唐突に私の耳に届いてきた。

「アイス!」

((ヒョロ~~ヒョロ~~))


目に 止 ま る 速さで、氷玉が岩影から飛んで来た。

「チッ!」(そんなんじゃ奴は仕止められん!)


((ゴッツ!))(やはりな‥)


棍棒に当たり砕けたのを見て男は諦めにも似た溜め息を吐いた。

と、思った時、

((バリバリバリーカキィィィーン))


瞬く間に、サイクロップスは氷付き動か無くなった。

「ハァ~ァ~ン?」


私は、間抜けな声を上げると、暫く動け無く只呆然と氷の像を目にしていた。


「おーい!大丈夫かー!」


私は声のする方に顔を向けると、岩影から出て来た獣族の女を見付けて、全身から力が抜け地べたにヘタり込み安堵した。

「助かった‥」


良く見ると猫族の女の後ろから、不健康そうな男も出て来て、女が私に話し掛けてる横を、男が通り過ぎると商人親子と何やら話しをしている。

(何だ?こいつ?‥?)


そんな事を考えていると、男は少し離れ腕を組し仁王立ちした途端、何処からか暖かく優しい風が吹いて来た。


「ん?あれ?!体力が‥力‥!?戦で負った左膝も痛く無い‥はぁ?」


私は、立ち上るとその場で、数回ジャンプをしたり屈伸をしてみた。

「信じられん‥こいつは‥軌跡だ‥」


戦を終え、部下に治療魔法を掛けて貰ったり、その後医者にも見てもらったが完治しなかった左膝。

私は嬉しさの余り、静かに泣いた。


<タケルeyes>

商人親子が心配だった為、近くの行き話し掛けてみた。

「君、大丈夫か!怪我は?!」

「だっ‥だっ‥だぃだぃ大丈夫‥‥」


顔青く憔悴仕切っいる。上空を旋回していた仲間に、

(《アカ》!頼む!)

《ハイピー》


何時もの仁王立ちのポーズを、無意識に作った俺の肩にアカが留まり、

《癒しの微風~ぇ~》


辺り一面優しい風が駆け巡った。

暫くすると親子は元気を取り戻し、

「顔色がよくなったな、もう安心だ。」


「ありがとうございます。何かお礼を‥」 


最初はお礼の申し出を断ったていたが、仕方がなく了承した。


無事だった馬車から一枚の絵を取り出した。

「ルーベンス?嫌っ!ルーぺンスだった。」

渋々という形で貰い受けて丁寧に鞄の中に閉まった。


すると突然、横に居た男がジャンプしたり屈伸したり、終いには泣き声出した。


‥‥よっぽど‥絵が気に入ってたのか‥げど‥‥あげないよ‥‥て言うか、逆に恐い‥‥‥







遅れる時が有りますが、必ず感想欄には必ず返信いたします。

御理解頂ければ幸いです。

生暖かい目で宜しくです。

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