表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年勇者は夢に揺蕩う  作者: シロン
2/3

少年は相談する(2)

「で、今日はなんの用で来たの?」

着替えながらリックが俺に対して質問をしてくる。いつも思っていたことなのだがリックは自分が女ということを分かっているのかと思う時がある。男である俺に対して下着姿を見られても恥ずかしがる素振りすら見せないのがその証拠なのだ、俺はそこをなんとかして欲しいと最近、切実に思うようになった。だからその事をまず言おうと考えたが、何を言っても治りそうも無いと思ったので俺は今日、ここに来た目的をちょうど着替えが終わったリックに伝えることにした。

「最近、おかしな夢を見るんだ。俺が使うはずのない剣で魔物を倒す夢。何が原因なのか分からないからお前のとこに来たんだ」

俺は最近おかしな夢を見ていることをまとめてリックに伝える。するとリックは

「じゃあ今日はちょっと覗くけどいい?」

「ああ、構わない」

と俺が答えるとリックは準備をし始める。

準備といっても俺が横になるためのベットの準備なのだが、リックはこの世界に一人しかいない人の記憶を見てその起源を見ることのできる魔法を使える魔術師なのだ。ちなみに起源を見る魔法は普通の治癒魔法とはまた別に使えるらしい。

「はいはーい、準備出来たから横になってねー」

ベットの準備が出来たようなので横になるためリックのいる方に近づく。

「じゃあ、催眠魔法かけるから少しぼーっとすると思うから注意してね」

「おう、了解」

そう答えて俺はリックが準備したベットに横になった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ