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来夏の青空  作者: 相原紗侑
第一章〜始まり〜
5/11

またまたピンチ!

午後9時。


ついにこの時間がやってきた。


うぅ〜緊張するよ〜。

ヤバい!本当の本当にヤバい。


心臓が口どころか、鼻からも耳からも出てきそう。

女王ってどんな人なんだろう。

罰って何をするんだろう。

来夏な頭は昨日に引き続き大混乱で、疲れ果てていた。

いまだにこの世界にいるのが信じられないし、考えられない。


これは夢なんじゃないか。

来夏はまだ、そう思っていた。








コンコン。

れあが迎えにきてくれた。

聞くところによると、れあは相当のやり手らしい。

ここの住人みんなが尊敬してるんだって。

そんなに凄いのかな?でも、見た目からは全く想像つかない。



もしかして……もしかして………?

来夏は想像の世界に入った。

れあはコンピュータをバチバチ音を立てながら、ガンガン文字を打ち込んでいく。


そして、「おい、そこの資料持ってこい!私がやってやるよ。」とか?


かっこよすぎる……ヤバい!

でも………でも………。なんか違うんだよね。


あっ!女王さまの世話係かな…。

「女王さま、私は何をしたらよろしいでしょうか?」とか?



………ないっ!

全然想像出来ないんですけど。爆笑。

なんかおかしいよね。

だって、天使みたいな外見なんだよ。

ほんとに。

口悪いのがちょっと…。って感じだけどね。

黙ってたら、凄く可愛い。


世界中の誰もがそう言うと思うよ。絶対にね。

そんなこと思ってたら、もう10分ぐらい経っていた。

えっ?10分?

………………………。

「やばい!もう9時10分だぁ〜!」



その時、

ドンドンドンドン…

来夏は急に現実の世界に引き戻された。


「早く開けろ!遅い!遅すぎる!」

入り口から、れあの声が!


うひょ〜〜ごめんなさぁ〜い。


どうしよう、まだ準備してないよ〜。


「お前は準備に何分かかるんだ!」

「調子に乗ってるのか?おい!」


こうしてるうちにもれあの怒号は勢いを増していく。

ヤバい早く準備しなきゃ!










そしてついに、「もうほっていくぞ。じゃあな!」

れあは言ってしまった。





ちょっと待ってぇ〜。

来夏はまたピンチだった。


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