死亡
えっと、皆さんほんとすいません。なんというか、書きたい内容の小説ってのがあんまり浮かばず、今までのも中途半端で更新してなかったりとかあってごめんなさい!
今回のは授業中に急にこの内容の小説書いてみたい!って思って書いたんで、三日坊主みたいならないよう気をつけます!どうか、どうか!応援宜しくおねがいします!
「はぁ……今日も仕事終わったー!」
時計の針が12時の少し手前を指していた。
(早く帰って寝たい……最近全然慣れてなかったしなー)
俺は九条 健24歳、彼女いない歴=年齢の冴えないサラリーマンだ。世間からは社畜と呼ばれる人種である。まぁ、勤めてる会社が所謂ブラック企業ってところだからな。ここ一週間近く会社に寝泊まりして仕事を終わらした。今日は久しぶりに家に帰って寝れるんだ!しかも明日は休日なのだ!明日はゆっくり休もう。そろそろ体力も限界だ……
この時に、もう少し注意していたら良かった。少し仮眠を取ってから家に帰るなりしたら良かった。しかし、この時の俺は仕事から解放され、休めるという解放感から仕事を終え家に家に帰ったのだ。
(はぁ、目の前がフラフラする、仕事のし過ぎか)
そんなことを考えた矢先、目の前を眩いライトが埋め尽くした。
ライト共に俺は今までの記憶を思い出していた。
小学生時代、いじめられていた子を助け、その代わりに自分がいじめられ、助けた子には裏切られ、いじめっ子達とともに俺を虐めた。
中学生時代、いじめは無くなったが、両親を亡くし、親戚の叔父、叔母さんに引き取られたが、その二人から虐待を受け、人に心を開かなかった。
高校生時代、虐待は続き、学校ではいじめは無いものの俺の方を見て嘲笑などが日常茶飯事に起きていた。しかし、1人の女子だけは俺に優しく接してくれ、彼女にだけは心を開いていた。そして、自殺を図ろうとしたこともあったが彼女の存在のおかげで思いとどまることが出来た。
高校を卒業する前日、彼女に告白された。告白と同時に彼女は恥ずかしかったのか顔を少し赤くして、走って帰ってしまった。この時、俺は驚きのあまり呆然と立ち尽くしていただけだった。卒業式の日に返事をしようと考えていた。俺は馬鹿だった。
卒業式の日、彼女は学校に来なかった。彼女は前日にトラックに轢かれて死んだ。飲酒運転だったと警察の取り調べで分かった。
その運転手はすごく反省してた。泣きながら彼女の両親に謝罪したらしい。
だが、謝罪されても反省しても、彼女は帰っては来ない。
そして、おれはまた、心を閉ざした。大学はただの三流大学だったが、幸い大学からは叔父さん達から離れ一人暮らしを始めたお陰で自殺を図ろうなんていうことは無かった。しかし、俺の心は閉ざされたままだった。
それから、適当に仕事について、今日俺は死んだ。
グシャッという不愉快な音と共に俺の意識はブラックアウトした。
次、転生します!女神とかは出しません!