ぼっちの運命
世にはリアルが充実してる「リア充」とその逆にリアルが充実していない「非リア充」がいる、そしてもう一つそれが「ぼっち」だ
・ぼっちの運命
「鳥内くん!」そう話しかけてきたのは俺の友…いや知り合いというべきか?「明日空いてる?」と嫌そうな顔で聞いてきた、俺はすぐ答えた「すまん、明日は空いてない」と、そう返すとそいつの顔は明るくなり「そうか、遊ぼうと思ったんだけど残念だ」と言った、残念という言葉は鏡を見ていえ、どうせ俺がクラスで孤立してるから馴染ませてくれようとしてるんだろう、しかしそれは不要だ、俺はこれが気にいっている、ぼっちというだけで虐められるわけでもないただ一人でいればいいんだ…そう一人で
大人はいう
「友達を作れ」
大人はいう
「一人信じられる友達がいればいい」
大人はいう
「友達は大事にしろ」
しかし友達というものを作るのは大変だ、その人に気にいられるために媚びるそしてイジられる、その結果気にいられ友達になれるか…もう一方は虐められるかだ。そんなことを考えてるうちに教師が教室に入ってきて授業が始まる、学校とは勉強をする場それ以外は不要な場所だしかし…
それだけですまないのが高校生だ「青春」この一言さえあれば何をしてもいいと考える奴らだから
勉強を無視して恋愛、勉強を無視してバカなことをする…そんな奴らが少し羨ましくも思うが…やりすぎな奴らもいる、ビッチやらDQNなど未成年という立場を考えず行動する輩だ…なにがその年で未経験?だそれが普通なんだよ…こいつらはリアルが充実してる…そして俺の敵だ。
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次の日俺は日曜なのでと自分を甘やかし13時起床、今頃クラスの奴らは遊んでるんだろう、まぁ俺には関係ない。
暇だ、そう思った何もすることがない…おっとそういえば買い物があった、俺は昼飯兼朝飯を食べ、靴を履きアニメイトに向かった、アニメイトには基本行かない…というより怖い…おれが住んでいる池袋にはアニメイトがあるしかし腐女子しかいない…男がアニメのグッズを選んでいると睨まれる、怖い死ぬ…しかし買うものは買わなくてはと足を運びラ◯ライブのグッズを選び俺は店を出た、そこにだ、まさに青春!高校生の集団しかも俺と同じクラスのだ…「あれ?鳥内くん?」「鳥内くん用事があったんじゃ」そう声が聞こえる…俺は「い、いや用事は午前でその帰りにここに寄ったんだ」とそしたらその中から1人「wwwwえっ?鳥内ぃこういうとこに用事あんの?」そうこいつが麻生このグループの最上位に立つ超リア充だ、「あっ、う、んそ、うそう用事があったんだ」いかにも青春を謳歌してる露出した格好に首にかけているドクロネックレスこれだけで俺はキョドった「へぇ〜ちょ見せてぇ〜、うわっお前こんなん趣味かよぉ〜⤴︎マジィ?」終わった、頭の中では私のお墓の前で泣かないでと泣いてた…そんな中アニメイトから出てきたクラスの女子達が「みんなぁ〜待った?あっ!鳥内くんじゃん!」げっ…なんだその格好露出狂?と思うような服装で出てきた「ちょ、みんなぁ〜見てよこれ、鳥内がこんなの買ってるぞww」アニメに詳しい女子達が「ラ◯ライブじゃんw鳥内そんな趣味なの?ww」おい「くん」はどうした?「くん」は「まっ、がんばってやぁ」といいそいつらは去っていった。その日から俺はオタクというレッテルを張られた、コソコソと聞こえる「鳥内まじオタク」という声…俺が何をした、好きなアニメの商品を買っただけだ、しかも誰にも迷惑をかけてない…クソッなんなんだいったい…こんなんじゃ中学の頃と変わらないことになる…俺は平和に暮らしたいんだ、学校で誰にも邪魔をされず勉強だけをし、家では好きなアニメを見て時々萌えるそしてグッズを買う…何が悪いんだ。
そんな中宿題が一つ「高校生活を振り返って自由に書くこと」 フンッ、クソが…