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200文字小説

三分間の恋人【200文字】

作者: 淡夏

彼女が愛おしい。食べちゃいたいくらい美しい。


とても優しげな目で僕は彼女を見つめた。僕はワレモノでも扱うような手つきで彼女の頭に手を置いた。


彼女は恥ずかしいのだろうか、顔から湯気がでるくらい火照っている。ひとつひとつの仕草が僕らが愛し合っていることを物語っていた。


しかし、もうお別れだ。


僕は生きるため彼女を犠牲にする。

笑いたきゃ笑え。

これが僕達がきめた最後の形なんだから…




三分たった。

カップ麺の完成だ!

醤油派です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 まんまとオチに引っ掛かりました! 素敵なお話を、ありがとうございました♪
[一言] すっかりダマされました。「湯気が出るくらい~」というところで少し引っ掛かっていたのですが、間違って書いてあるものと思ってました。すみません! ちなみに、ぼくは塩派です。あっさりした味が好きな…
[良い点]  擬人化カップ麺美少女を妄想できる面白さが残ります。  お湯を注いだ熱を表現する「火照り」が秀逸で、作品の中央として存在しているように見受けられました。 [気になる点] 「とても優しげな目…
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