200文字小説 蚊(200文字) 作者: うわの空 掲載日:2011/07/27 蚊よ お前に訊きたい 何故お前は そんなところを刺してくるのだ? どうして指の関節なのだ? 刺しにくくないか? 刺された方は 痒くて仕方がないのだが どうして足の指なのだ? 痒いではないか しかも外に出ていたら 靴を履いていたら 掻けないではないか どうして腹なのだ? 私は布団を被って寝たはずだぞ 腹を出していた覚えはないぞ なのになんでそこに 刺された跡が残っているのだ? 蚊よ お前はどうして痒くするのだ 血を吸うだけで いいではないか