最後まで読んでくれた君へ
瀬凪も言ってくれていたのですが、この作品を読んで「泣いて、怒って、叫んで、最後に笑って」下さった読者の皆さん、最後まで読んで下さった皆さん、本当に今までありがとうございます。
そしてこの、「ヒーローになりたくて」と言う物語を最後まで走り続けてくれた瀬凪や望命、眞人、麗羽、店長や冬李にもこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。
こんなに未熟で不完全な作品を、完結まで導いてくれてありがとう。
「ヒーローになりたくて」を書き始めた当初は100話も続く大作になるとは思っていませんでした。
ただ単にカフェ兼相談所で働く主人公がヒーローになると言う、無謀な挑戦を掲げて人々を助けるだけの「ミステリー」を書こう!と思いついて書き出した事が、ヒーローになりたくての始まりです。
望命や眞人、麗羽に瑠依や蓿李も登場させる予定なんてなかったですし、店長と瀬凪だけの物語を紡ごうと書いたのですが……まさかですね。
まさかこんな現代ドラマになるとは全く思っていませんでした……!
執筆の途中では何度も挫折し、完結させる事を諦めようと思った時もありました。
ですが、沢山の読者の皆様の応援、それから登場人物達に助けられ、こうして最後まで作品を書き上げることができました。
この物語を書き始めたとき、私は「本当のヒーローってなんだろう?」という問いを、自分自身に問いかけていました。
この物語は、その問いに対する私なりの答えです。
あなたが抱える弱さや不安も、きっと誰かを助ける力になります。
この物語を通して、誰かのヒーローになることはとても身近で、温かいものだと感じてもらえたら作者としてこれ以上の幸せは他にありません。
これで「ヒーローになりたくて」の物語は終わりになります。
長い間、沢山の愛情を瀬凪達に注いで頂き、本当にありがとう御座いました。
でも、もしあなたが人生で行き詰まった時にはここへ来てくれると、とってもとっても嬉しいです。
あなたがこの作品と出会ったことで、少しでもあなたの人生や葛藤に寄り添えていたならとても嬉しいなと思います。




