表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で生きていく  作者: ゆう
人と関わる怖さと知らない恐さ
83/156

国の始まり

突貫工事というか、

世界に国は一つだけだった。


神国。


そう、呼ばれるだけで実際は他の大都市と変わりは無かった。


始まりは、

ある一つの大都市で一つの試みだった。

ある種研究者だけで出来上がった都市は他者のアイデアや知識を求めた。

しかし、都市には人は入りきらない。


それ以上都市を大きくしてしまっては周辺の魔物の発生が追い付かない事は分かりきっている。

ダンジョンは死亡率、魔物の遭遇率も高く、冒険者には嫌煙されている。

そこで、その都市を増やす事にした。


(広さ)が足りないなら()だ!


都市の上層部には神子も多く柔軟な発想の元、いくつかの衛星都市と呼ばれる街が魔物発生の需要供給を考えられた場所に出来る事となった。


しかし、研究者達だけでは都市群は回らない。

研究するにも、素材に器具。生活するための、建物や日用品。生きる為に、食料。


どれも揃える為のお金がかかる。

勿論、開発に成功した魔道具からは莫大な財が得られる。


だが、成功は多くの中の失敗からしか得られない。

成功した者しか研究できない環境では魔道具の発展は望めない。


研究者達の都市と衛星都市。

それらを支える街。


研究者達が十分に活動出来る環境、資金管理の為に一帯の街を巻き込んでの魔道具開発推進共同体が発足。通称"魔導国"。5つの研究都市と7つの生活都市の代表(世襲制)がトップに立ち運営する世界で2番目の国である。

神国をそういう名称の都市であると考えれば、世界初の複数都市が一つにまとまったと言う意味での(規模)となる。



始めは、結束の強い同盟の延長と考えていた。しかし世界にある出来事をきっかけに建国ブームが巻き起こる事となる。




国、集団の単位が大きくなっただけでは無かった。

動かせる金、人、物。


魔導国の中でも中心の元魔導都市のトップ、神子達は調子に乗りまくって悪ノリした。


これだけの金、人、物が有るんだからもっとおっきな事をしようぜ!


象徴となる()()を1から計画的に、完全に魔道具として作り上げる。

間違いなく世界最大の魔道具、"都市"が国家初の事業として作られる事となった。


結果。


地下水路は超巨大MP回復魔法陣。

都市を囲む壁は勿論、そもそも強固な建材の積み方で魔術回路を描き[強化][障壁]の魔術。

石畳には[速力上昇]と[疲労回復]。

建物()の全てにも[音遮断][クリーン][火耐性]等。


随所に有るゴミ箱は魔送場につながり、[クリーン](物質(汚れ)を魔力へ分解する仕組み)と〈魔力吸収〉を応用した発魔(発電みたいな)システムよりゴミは魔力になって各魔道具へ送られる。

足りない分は魔石。


この、夢のような都市は世界中で話題になり、移住者も続出した。

都市は約1割が貴族及び称号持ち、功績者。6割が上級市民(1割の上位者に仕える者、研究助手、商人や高位生産者)。常に3割の観光客(冒険者等)が住むことになった。


4割も観光客が占めるのは当然、魔道具の維持の為だった。

ただでさえ魔道具には魔石が必要なのだが、都市が消費する魔力は膨大だった。そのため、宿等観光客が泊まる施設では高額料金もしくは一定以上の魔石(数でも質でも)が支払われた。


施設自体もそこで働けば都市に住める為人気職業で、必然的にLvは高い。




建国ブーム

国が出来るとは言うものの、ノウハウも何もなく、うっかり戦国時代に入りかけた。


実際、都市が街を攻撃。

都市は国の傘下に入れる為にちょっと武力で脅そうとしただけだった。

当然、街は門を閉めるのでまずは結界を壊して門を破る事にした。


しょせん耐久が高いだけで、柔らかい簡単に耐久削れるし、動かないのであっという間に結界は壊れた。



その、瞬間。


街内部に突然魔物が現れ発生し大混乱。慌てて結界を張り直そうとするも魔物が居る場所には結界は張れない。そのまま街はとても一般人が住める場所ではなくなり消滅した。


さらに、神殿下である冒険者ギルド。神殿、神様は戦争を許容しておらず、戦争に参加した冒険者は冒険者としての資格を失うことになった。


それ数ヵ所の街消滅以降武力による戦争はなくなり、経済や情報での統治権戦争が激化した。




魔道具"都市"完成直前の話。

「本当に()()つかうんですかぁ?」

「今現在でこれ以上は無い」

「それでもぉ。こんな'生きた化石'使わなくたってぇ」

「僕もこれには反対ですね」

「なら、どうしろと言うんだ」

「別に効果は少し落ちるが、うちで作った物が有る」

「あら。魔導国の代表たる私達が効果に妥協するなんて」

「あり得んな。認めろ。"棄理"の物が一番だ」

「~!くぅっ。こんな工夫も何も無いスキルレベルのごり押しで作った魔道具に負けるなんてぇ」

「500年前の技術だぞ!~この!これだから生活都市の連中は!」

「!……今はヴァーゴだ」

「ヴァーゴ、落ち着いて。トーラス当たるんじゃない。バカみたいよ。リーブラ、お願い」

「はい。では【誓約】します。

ーこの決定は魔道具開発推進共同体の総意である。背くこと能わずー

……はい。おっけーです」

「では、"棄理"の魔道具の改造をします。私の【組み換え】で魔道具の〈付与〉そのままに多少は弄れるはずです。トーラス、ジェミニ、キャンサー、レオ。手伝ってくれますね」

「そのつもりだ」

「任せてぇ」

……

最後はせめてと、主人公の話題。それと、

しょせん、Lvが全てなんだよぉ!

と言うお話。


"星薬"でも有ったが、スキルの組み合わせで効果効率があがったりはする。でもやっぱりスキルレベルが全て。

特に、機械的な物は地球の歴史から神様でも予想外の兵器を作られては困るので効果は低め。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ