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異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
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実は大分初期に書いた物。

最終的にこうなれば良いなって思っていた。

三人称?

ある森の奥深くランク4がうじゃうじゃ居る程、人の棲息域から離れた場所。森、植物系魔物地帯で獣系、機系、鱗系が棲息域を争う場所。ちょっと行けば鳥系の魔物も居る。残念ながら、鬼系や混系はみられないが町を作るならうってつけな場所である。


そんな場所に小さなログハウスが建っている。ログハウスをちょうど囲むように結界も張って有った。


この家の主の1日は、

朝の6時起床。


500年程前までは寝なくても大丈夫だから、と耐性スキル上げも兼ねて寝ていなかった。しかし、耐性スキルも高く成りすぎて数年寝ないで漸く1つレベルが上がる位になって寝ない意味も無いし、『老化』が来ない以上殺されない限りは死ぬことも無く、睡眠に時間を使っても良いかなと思い立ってからは習慣となったらしい。


〈水属性〉〈熱属性〉の魔法で出した冷たい水で顔を洗って、[クリーン]で水気等を払う。


睡眠と同じく、初見の珍しい魔物を取り込まない限りは食べるようになったので、習慣となった朝食を作る。


〈料理〉はスキル達の中で一番最近とってレベルが低いのに無駄に食材Lvだけ高いのでちょくちょく失敗している。果たしてここ200年他人の料理を食べたことの無い主が気付いているのかは不明。


今日は、Lv78の獣肉のスープらしい。

()()()()美味しそうに食べる。飲み物は自作のHP回復薬、6時間で合計約2000%回復する超高級品だが。


終われば自作の濃い緑のシャツ、ズボンに着替えて洗濯、皿洗い、掃除を兼ねて家ごと[クリーン]。パジャマと食器はストレージで仕舞って外へ。


家には町で売れば、慎ましく一生暮らせるだけの価値の有る回復薬や解除薬が置いてあるが誰も来ないのが分かって居るのか、主にとっては簡単に作れる薬の一部でしか無いのか。鍵もかけずにすたすたと木陰へ消える。


午前中の日課である周囲の魔物の殲滅だ。夕食後にもするが、

「これをしとくと夜静かに眠れる」だそうだ。


半径10kmに渡り魔物を葬って行くが、主にとっては草刈り程度の労力。要するに地味に疲れる。

「毎日の適度な運動にちょうど良い」らしい。


Lvも上がり、速度が異常に高い。近くの木の幹を蹴る。


何て事をすれば木が爆散するので、〈魔力操作〉〈水属性〉〈熱属性〉でとっっても頑丈な氷の板を作って木々の間を跳ねる様に移動する。タンッタンッタンッ、と3歩跳べば魔物のすぐ横。これまた自作の短剣、長さが50cm程だが短剣判定の毒効果付き、を使いほぼ一撃で倒す。


これを繰り返しつつ魔物を辿ってジグザグと家の周りを一週。ちょうど朝食時に飲んだ回復薬の効果が残り30分辺りで帰る。


一応回復薬は何度かLv100超えの魔物に遭遇するので保険だ。

ちなみに、毎日狩って居るので魔物のLv帯が下がって来ている。


昼食は家で、狩ったばかりの魔物肉のステーキ。今日はトカゲ(12~13m)の尻尾。勿論解毒済。飲み物はMP回復薬、今度は4時間で合計約1500%回復する物。


午後からは、狩った魔物の加工。昨日の夕方の分含め解体後〈HP変換〉でHPぎりぎりまで変換したMPを使い〈錬金〉。HP回復薬を隣に置いてLvを高めつつ何を作るか考える。


といっても、ここ50年程は魔道具に嵌まっていてよほど薬に最適とか武器に最適が無い限りは使いもしない魔道具になる。いや、家の周囲の結界を張っているのとかは魔道具で日々更新されたり重ねられたりするのだが。今の結界はLv100超えの攻撃を1回耐えられるのが77枚。


「うん。良い出来。栄え有る78枚目の結界にしよう」増えた。


家から少し離れた所を覆う様に隠蔽された、Lv100超えを感知する結界も有る。


ついでに、毎日飲む用の薬まで作って、午後5時頃。ちょうどきれる薬。きれた後、最後の〈錬金〉でMPを使いきって終了。ご飯準備。温かいままインベントリに入れて、先お風呂。


風呂上がりに[クリーン]かけて夕食に。HP回復薬付き。

HP回復薬の味は若干魔力化するせいか美味しい。


夕食後、外で魔物の殲滅。


だんだんと暗くなる視界の中、〈暗視〉で朝と変わらず狩って行く。


やはり同じく、HP回復薬がきれる30分辺りで帰る。


パジャマに着替えて、全体[クリーン]。夕食の皿と服をストレージに仕舞って就寝。午後9時。







ある日。

家の近くに全員共()()()()の豪華な冒険者6人がやって来ました。


「くっ。いくら町に適した場所だからって魔物の種類が多過ぎる」


「対応しきれねえな」


「まさか機系の棲息域まで存在するなんて」


「だから調査及び拠点候補地探しの依頼に来てるんでしょ」


「だから!俺達だけじゃ無理だって言ってんだ!想定外の機系を相手にすんなら俺らみたいに剣や斧だけじゃなく体術のか鎚使いでも連れてこねえと」


「しー。バカアック。ここらは少ないみたいだけど魔物が寄ってくるじゃない」


「そうだ、アック。危険な状況でイライラするのは分かるがこういう時だからこそ落ち着け」


「すまん」


「うぅ。……大丈夫だ、すまん。……右後方」


「!助かったセク……ぐっ」


「回復する!」


「っち。ポートはまだダメか」


「アック、無い物は仕方ない。バフ無しはキツいが!」


何とか4人で魔物を倒しました。

腐っても称号持ち。


「……さっき向かった方向、もう少し進むと何か家?っぽいのが有る」


「……名付きの魔物か?さっきの魔物も途中何か不自然に隙をみせたような……」


「回復が追いつきません!ポートが……」


「どちらにせよこのままじゃ、ダメだ。何が有るか分からないが、その場所に移動しよう」


調査に来たらしい、もうすぐ5人の冒険者はうっかり家に気付いてしまった。


「本当に家?」


「木の頑丈なテントみてえ」

この世界は平屋何て贅沢な土地の使い方はしない。


「すみません!どなたかいらっしゃいますか!」


「仲間が!重症で、薬の類いもきらしてしまったの!」


「仕方ない勝手に入ろう。薬とか置いていないか探そう」


「でも……」


「俺らなら称号持ちだ!対価を言われても後から払える!でも仲間の命は取り返しが付かないんだ!」


「分かりました」


「……見つけた」


「え!もう?」


あ~あ。

彼らは気付いて居ないが主はLv100超え(称号持ち)が近付いたのに気付いて隠れて見ていた。多分、本当に5人の冒険者になる様ならちゃんと治したと思う。(「庭で死人も嫌だし」)


「……これ、全部薬?」


「このケースの中のはそうみたいだ」


「ってこのケースも内部の時間停止魔道具じゃない」


「〈解析〉出来ません。セクさん回復薬と骨折、打撲の解除薬はどれでしょう」


「……分からない」


「え?セクでもか?」


「そんな。ここまで来たのに。ポート」


「適当に飲ませてみるか?」


「毒かもしれないのに?」


「くそっ。「じゃあ」」


「「あ。」」ハモった。


「……これ」

ぐったりしている人と一つの薬を指す。


家の主は最初回復したらすぐ出ていくのかと思った。しかし、すぐ分かるはずの薬の所でもたもたと。薬に気をとられ死にかけを放置して、本当にヤバい状態に。


「……あ!ポート」いかにもやっちまった顔の回復役(リカ)


「誰だ!」

警戒する他の面々。


「どうも。この家の主です」

ああ。床に血が。とか思っている家の主。


「……普通の人?ていうか女性?」

どこかばつの悪そうな顔の剣士(フェン)


「え?あなたが?」

純粋に家の主に反応する魔法使い(マーシャ)


「あのあの。すみません。えっと仲間が緊急で……」

わたわたしている回復役(リカ)


「……」

特に気配に気付かなかったので警戒している索敵役(セク)


「」

瀕死のバフ、デバフ役(ポート)


「とりあえず!ポートをどうにかしろ!この薬だな!」

実は一番状況を理解してしまう斧使い(アック)

インベントリ。

スキルではなく人は誰でも使えるシステム。容量は本人のLv個×Lv種。時間停止。


ストレージ。

スキル。容量は個数無限×スキルレベル種。時間経過有り。


アイテムボックス。

スキル。容量は一面がスキルレベルm四方の立方体の箱をイメージ。物1つでちょうどそれが入る箱分の容量が食われるイメージ。時間経過有り。


ストレージ、アイテムボックス共にレベル50以上で内部時間を外と同じから停止まで変えられる。



ちなみに、Lv100の攻撃は、Lv100の素のステータス+相応のスキルが乗った攻撃。Lv100の結界では素のステータスの攻撃を1回完璧にしのげる程度。

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