46パーティー
短い
「昨日はファミリーのルールや、銀行とかについて教えて貰ったが、毎日お勉強か?」
「いいや。まあ、普通は一緒にパーティー組んで行動して、勝手に覚えて行くものなんだけど……」
「じゃあ、今日は一緒に外で何か狩る?」
「まあ、良いか。ライは俺達を警戒して居ると聞いたが、一緒に行動は嫌じゃないのか?」
「そんな事で、これから先の冒険者生活を台無しにはしない。一緒に行動しないと手に入らない情報も有る。冒険者のルールも分からないで、白から抜け出せるとは思わないし」
「ほう。じゃあ行こう。実は俺のパーティーは有るんだ。いつもは7人で行動する。他の奴らの予定を聞いてみよう」
7人。知らない人7人と行動。いや、契約では……。自分のと彼らの契約内容違うかもしれない。殺されるかも。
メンバー次第か。殺されるとしてもその状況なら正当防衛!
一応進化した自分に少なくとも、レートは勝てない。
「紹介する。新人のライ、剣士。向こうが順に、、、、だ。もう2人は出掛けて居るから後で紹介する。最初は役割で呼ぶから名前はおいおい覚えて。剣士は2人になるから、悪いがライは新人って呼ぶな」
「分かった。宜しく」
レートは盾もしくはリーダー。
「おう。生意気そうな新人だ」槍
「宜しく」索敵、短剣
「新人君、宜しく。闇だよ」土、闇の防御、デバフ系魔法使い
「回復です。状態解除も出来ます」回復、阻害の回復系魔法使い
残りが、剣士と火、光の攻撃、バフ系魔法使い
「堅実なのが俺達のパーティーだ」
基本、盾にバフを集中させ敵の攻撃を止め回復。剣士や槍士がチクチクして、索敵は周囲に気を配る。
一応グランドマザーの方針で護身程度に全員〈体術〉は5以上有るらしい。
必ず防ぐ為に、盾は速い。そして、盾が一番Lvも高い。正直、先に回復、状態解除が出来るのを殺れれば毒薬持っている自分は簡単に対処出来そう。
「オレはどういう動きをすれば良い?」
「今日は剣士の奴が居ないから、それで良いか。明日からだよなあ。まずはどれだけ動けるか見てだな」
「新人は〈長剣〉はそこそこだが速度が高いな。まあ、遊撃か戦闘中索敵と近付いて来る他の魔物の足留めか」
「新人の癖にやるじゃねえか」
「新人君、バフ効いてた?」
「う~ん。多分効いて無い」
「師匠の呪いです。ステータスも見えないので」
と、なった。
それにしても、バフ効果が結構高い。
仕方ないけど自分にかからないのが、本当に残念。
殺るとなった時、バフがかかった盾を崩せるか……。
筋力、速度は大幅に上回るから、強引にか。
もたもたしてても、他のパーティーメンバーも居る。
まあ、確実な逃げるという選択肢も有る。
そうして、普通にレート達と冒険者をしていたある日。
呼び出された。
「あんたのステータスだが、視れた奴が居てね」
グランドマザーはそう言ってライのステータスが書かれた紙を見せる。
「〈体術〉高!それとLvで黒並みじゃねぇか」
「ああ。師匠に(剣は)習いました」
「お前の師匠って何?」
「200年以上前に神殿騎士に習いました」嘘じゃない
ライ、200年以上前に、
その他、~以上前に神殿騎士(だった人)に、
「200年以上前に神殿騎士だった人物か」
「外、森とかで修行しました」嘘じゃない
「外で訓練して貰ったの!」
「一人で。過酷でした」
ライ、本当に一人。
その他、師匠に訓練して貰ったのがライ一人。
「そりゃあ、確かに。では何で〈体術〉を使わない?呪いは?」
「……修行の一貫?」疑問なので、嘘だと判定されない
「そりゃあ、すげえ師匠だな」
「……その師匠は」
「もう居ません。多分死にました」200年位前には
「……そうか。分かった、戻って良い。〈体術〉を使わない事に思うところは有るが、お前も冒険者だ。口出しはしない」
「はい。失礼します」
「……修行か。そこまでしたなら、あのLvも頷ける」
「わざわざ、師匠が死んだ後も修行何てねえ」
「森にずっと居たなら、あの警戒心もなあ」
「人との距離が分からないのか」
「あれらは嘘じゃない。ならば、スパイ疑惑も意味は無い。そもそも、初めからあの強さこそ疑った要因だ。それに説明がつくなら他の新人とかわりはない」
本文に出す予定の無い、設定。
この世界トイレは無い。
食べたものは全て消化、魔力となって自分の一部になるので、栄養素に関係もなく、排泄もない。
菌も無いし、小さな虫も無い。
最小の魔物は15~20cmの鬼系の妖精。
進化次第で新種のさらに小さい魔物が出る可能性は有る。




