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異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
39/156

36鬼系

ここらの地域は鬼系と植物系が出る森だ。


植物系は基本動かなく、植物系の集まった場所、森に他所から別の、ここでは鬼系が入り込んだ。

周囲の魔物の系統と同じ物のランク1が発生するので、植物系と鬼系が同時に発生するようになった場所だ。


森は自分が隠れやすいのと共に相手も隠れやく奇襲を受けやすい。


【キャラクター】では、必ず名前をきめる。今は天邪鬼。名乗る事はないけど。


昔なら、無理だったが、ランク2までなら奇襲を受けてもなんとかなる。ランク3とも戦えば勝てるし、ランク4は……運が良ければ。


しかし、何より武器が使えないからランク4に出会えば逃げの一手だろう。剣は持ってはいるが、耐久の回復は出来ないからいずれ壊れる。


……いや。〈時属性〉を取れば。今〈水属性〉は27だ。50まで上げなければ〈時属性〉は取れない。遠いな。


どちらにせよ〈体術〉の練習をしなければ。幸い、いつか取り込んだ魔物が〈体術〉を使っていた。身体の動かしかたの記憶は有る。それを頼りにしよう。


実は、【キャラクター】を使えば、掌から身体の一部として剣を生やせられる。それを握れば切れない剣として扱える、『部位欠損』も『骨折』もしないから折れない、曲がらない剣だ。但し、前に実験として使った時は自分のHPも削れた。


多分、〈体術〉をとれれば、ましになるはず。〈体術〉も身体を武器に攻撃する技だから。魔物は〈体術〉が無くても身体を武器として扱えるのはそういう種族なのだろう。角は槍判定とか。


小鬼が居る。自分に敵意は……向けない。自分も無事同種と認識されたようだ。よほど、お腹が空くかしないと同種は襲わない。なので、自分は襲う。体術、殴ったり蹴ったりの訓練に使おう。


魔物より自分の方が最低だ。


「グガガッ」あははっ


思わず笑いが出る。

魔物の最底辺のランク1よりも最低って。

どれだけ下なんだろう。


ボッコボコになった小鬼を眺めて、おもむろに取り込む。

無駄にはしないよってぇ?

すでに、取り込んだ事の有る魔物だ。スキルも〈筋力〉しかないのに取り込む事に意味なんて無い。ただ、別に食べなくても生きていける自分のお腹がふくれるだけ。……!


「ガッ、グウゥ……」


ああああ!記憶が。痛い!

殴打、殴打、殴打……


自分がやったことの反動が。この小鬼を殴った記憶が。自分の物になる。実際には今、自分は痛くない。けれど、思い出すだけで鮮明に痛みの記憶がはしる。


この、経験から自分は一つ学んだ。


「ガッ。ダイゼイ(〈痛覚耐性〉)ドッナイド(取らないと)


うん。小鬼だと喋りにくい。が、訓練すればある程度は話せるな。〈激痛〉とか状態に付かないから、攻撃をもろに当たっても、動けない痛みに襲われる事はなかったが。記憶、思い出すだけだと自爆と変わらないか。


方法は、今のと同じで良いや。有る意味幻痛だから〈幻覚耐性〉とかとれるかも。幻覚は、物を違うように見せるとかだったら自分もかかるしそっちもとらないと。直接自分にかける物ならかからないけど、状態だから。





「……グァ!」


「ガアアア」


「グゥ……ァア!」


「ギャアアァ……」



「フゥゥゥゥゥ」

はあ。鬼退治。


小鬼の一般的な進化先。

〈体術〉使ってくるから良い相手だ。


何処ぞの鬼系地域では、アンデッドとか、妖怪とか出る所も有る。


たまに剣を拾い進化したのか、剣鬼が居る。魔物は進化の時、持っていた物は魔物の一部になる。つまり、折れば部位欠損扱い。部位欠損を治すように剣も治る不思議。


剣鬼というあだ名は剣士への蔑称になるので注意。


次!


って感じで早数年。〈体術〉は20になったし、〈隠密〉が50を超えた。


加己野 空 134歳

高位闘人変異種 (キメラ)人 擬態軟体(スライム)

Lv182

状態

HP19300/19300 MP19700/19700

〈スキル〉

識字25 記憶32

持久力25 速度20 筋力22 器用38

MP回復30

疲労耐性25 睡眠耐性20 飢餓耐性20 食い溜め23

魔力操作43 水属性37 風属性23 回復属性21

短剣25 長剣20 体術20

気配感知45 魔力感知29 視線感知28 暗視31 隠密50

解析34 観察27

演技55 洗浄20 調薬62 錬金77 数学29

(レベル19以下は略)


〈〈変異スキル〉〉

精神分裂 精神擬態


【固有能力】

キャラクター 独立 等価交換 取込学習



うん。戦闘系スキルが低い。もっと頑張ろう。







()()()が死亡した後。弟子達。

(エーミル、ユーリカ、カールヒェン)


「師匠が死んだ?嘘だ!」


「"効薬"様、一応[防音]がかかってはいますが、ただのギルドの個室ですのであまり大声を出されると声が漏れます」


「師匠。"星薬"様は本当に……」


「はい。昨夜、薬都からの称号持ち、"星薬"クラウ様が……との連絡をいただきました。こちらのギルドでも、保管してある契約書は効果を終えているのを確認しました」


「……師匠はどうして……、死んだんですか」


「連絡からは、温泉郷の事件に巻き込まれ、呪いを受けたそうです。状況から子供を救う為だったと」


「……師匠。子供を救うなんて……らしくない。どうして……」



「……師匠らしいじゃない」


「師匠らしいな……」


「ユーリカ、カール。どうして?師匠なら自分に関係ない知るかって帰って来てくれると……」


「エーミル。寂しいけど師匠はそういう人よ。私達だって、有名な商人や職人の子供の中から選ばれたじゃない。孤児だった私達を……、一から……薬師に育てっ……うう……じじょぅ(ししょう)……」


「ぐすっ。ユーリカ泣くなよぅ。ぐすっ……ずずっ」


「ユーリカ、カール……。それでも、帰って来て欲しかった……」

エーミルは進化後294歳まで生きる。

ユーリカ、カールヒェンは進化せず、142歳で老化、死亡。


とある地域の進化の代表例

小鬼→腐鬼ゾンビ骨鬼スケルトン霊鬼レイス


スケルトンは意外に強い。的が小さく素早い。魔力で骨同士が繋がって居るので関節を狙っても復活。Lv相応の硬い骨を砕くしかない。HP尽きれば普通に死ぬ。


レイスはゾンビ、スケルトン時代の〈体術〉を引き継ぎ攻撃を回避しながら〈MP吸収〉。しかも魔力を伴った攻撃でないと当たらない。それはもうMPを削りにくる。ついでに魔法もくる。どの属性かはレイス次第。光とか普通に使ってくる。



主人公のLvがおかしい事になっているが、普通の人ならとっくに過労死等している。

スキルの内、【固有能力】と行動のせいで勝手に上がる耐性系、隠蔽系、演技の分を除き、Lv160程。


それから、神子のアドバンテージ0歳からのレベル上げ、変異種のレベルの上がりやすさ、睡眠と休憩をとらない事による時間。【等価交換】で手に入りやすい高Lv素材。【取込学習】の記憶で効率の良いレベル上げ。


もろもろによりこのLv。

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