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異世界で生きていく  作者: ゆう
独りで生きるのは大変
25/156

23 3人増え

帰って来た。3人増えて。


ギルドに行って黒になって、紹介するから後日来てねって言われて、行ったらなんか30人位いて。


「さあ、クラウ様の弟子に成りたいと集まって来た子達です。どなたになさいますか」


「い、今選ぶの?」


「はい。こちら資料になります。1~13までは薬師の子、14~21は商人等他職業の子、22~31は孤児の子ですね。6歳~25歳までいらっしゃいます」


とりあえず、資料と本人と番号を見比べながら抜いていく。

抜いた資料をギルドの職員さんに渡して、


「この子達は帰っていいよ」


「え?この子とか有力商会の……」


だって、目を反らすんだ。見た目?まあ着回すから服はボロいけど清潔だし、これから師弟関係になるかもしれないのにねえ。それから始めから目を合わせない子。親にでも言われて来たか。自分は視線に敏感だよ。スキルが有るから嫌になる程。


残った中から将来性の有る若い子を選ぶ。必然、ある程度学んだ薬師、商人の子達は年上となると孤児。


2人だと比べちゃうかも。3人にしておく。やるからにはきちんとする。


「よ、宜しいのですか?」


「決めた」


仕方ないかもしれないが職人ギルドは仲介を請け負うから繋がりを大事にする。今回、商人とかばっさり切ったから。ごめん。





そして連れ帰った子は元気だった。


カールヒェン、男の子、俺

「よろしく!調薬狂い」


エーミル、男の子、僕

「よろしくお願いしますだ、カール。調薬狂いさんよろしくお願いします」


ユーリカ、女の子、私

「すみません。よろしくお願いします。調薬狂いさん」


「……よろしく。自分の事はクラウさんと呼んで」


カール「じゃあ師匠って呼ぶよ!師匠になるんだろ」


「師匠じゃあ堅苦しいかと思って」


エーミル「僕も師匠って呼ばせて欲しいです」


ユーリカ「師匠って呼びます」


「……良いか。じゃあ家に」


「「はい」」「おう」





帰ったは良いが狭い。


「師匠、狭いです」


「座れねぇな」


しょうがない、孤児だから完全に引き取る形なので一緒に暮らさないといけないが。

両隣の部屋が空いていたはず。一回苦情が来たな、薬臭いって。まあ都合がいい。


「部屋で待機。いや、字は読める?エーミルが確か字も書けるんだったか、これを渡すから2人に字を教えて」


白い紙の束と自分の予備の筆記用具、学園にいた頃まとめた紙の調薬に関しての部分を引っ張りだし、渡す。

神殿経営で孤児院でも簡単に字を教えている。あのまま弟子にならなければ、同じく神殿経営の従者学校に入るはずだったから。

エーミルが1つ上で7歳だ。


急いで、このマンションの管理人、商人ギルドへ行って両隣の部屋を契約する。

別に広い所へ引っ越しても良いが、3つとってもこのマンションは安い。

いや、弟子は弱いから安全性にも気を付けないといけないか?こちらを監視する様な視線もある。今度から弟子は連れ歩こう。


でも本当に金がかかる、あ、食料も衣類か。弟子の分の薬草は〈錬金〉と【等価交換】で賄えるのが救いだな。


「帰った。両隣も家になった。この部屋は調薬用にする。片方はカールとエーミルが使う。もう一方は自分とユーリカだ、さあ一旦勉強は中止、部屋の模様替えだ。手伝って」




生活スタイルが変わった。

朝起きて弟子を引き連れ納品。帰りに次の納品分の薬草と食材を買う。帰ったら朝兼昼ご飯。ユーリカが作る。


「師匠今までご飯どうして居たんですか」


「生」そう言えば、もう20年以上料理して無い。


「……」絶句。


「?」


「師匠。いくら薬が有って状態を治せるからって……」



お昼まで、座学。

お昼から、〈調薬〉。習うより慣れろ、薬草は沢山有る。弟子に助言を入れながら、納品分の作成。


「流石師匠!速い」


「僕等の作り方と違う?薬草の磨り具合?[粉砕]の後更に磨り潰すのか。どうして?」


「カール手を動かせ。これは、~」



夕食(ユーリカ作)後、少し魔力操作を教えてMP空にして弟子を寝かす。


「師匠、調薬に〈魔力操作〉って必要?」


「ああ、とりあえずMPを増やすのは悪い事ではないし、効果を求めるなら〈回復属性〉を取りたいな」


「〈回復属性〉?」


「"宝薬"の薬を知っているか?あの回復薬の効果の高さは恐らく回復属性を魔力に付与して出している」


「ええ?じゃあ師匠は?」


「下手に同じ事をして、称号持ちやその後の貴族に睨まれたくはない。やるとしたら称号持ちになってからだ」


「おお!師匠なら進化まで行けるって」

普通進化したら称号持ち。


「でも、その、秘密だったんじゃあ。私達に言って良かったんですか?」


「僕達、秘密知ったのばれたら狙われるんじゃあ」


「なら言うな。だが、言うだけなら信じる人はいないだろう。職人は頭が固いのばっかりだ。お前達は積極的に学べ。自分が言ったことは本当かお前達自身でも確認すべきだ。疑わないのは美徳じゃない」



夜、弟子が寝ている間に残りの納品分と出来るだけ沢山、薬草各Lvを作っておく。

外に狩りにも行けないので、筋トレや柔軟もして朝まで過ごす。

〈錬金〉は失敗が有るのとLvを上げる効果しか無いから薬草2つに対して【等価交換】よりも良い薬草が手に入る。

なので

〈錬金53〉

薬草Lv11×2→薬草Lv22

【等価交換】

薬草Lv22→薬草Lv11×4+草Lv5


但し、クラウが使うLvは

草→薬草→高位薬草→特薬草

の高位薬草Lv50~

これは〈錬金〉で薬草Lv11×16→薬草Lv22×8→高位薬草Lv31×4→高位薬草Lv41×2→高位薬草Lv50

しかもLv30以上は失敗する可能性有る、MPが一通りで最低558今、MP1.2万程のクラウにも高位薬草Lv50は20本しか作れない。失敗したり、薬草Lv11を320本以上準備するのにも10本作れたら良い方。

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