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第3話 神様が笑う

よーし、いっちょやってみるか!


勝つことではなく生き残る、つまりひたすら逃げる事を決めたら少し気が楽になった。

優勝すれば何でも願いが叶う…これは魅かれるが。

しかし死ななければ別のご褒美が待っている。


そう、ウズメの!

おっぱいを!

両手で!

たっぷりと!

思う存分!

揉める!

というご褒美がな!


「さぁいくぞウズメ!」

「…タイチくん、どんどんテンションあがっているけど、さっき言ったこと勝手に過大解釈してないわよね?」



俺は草薙の剣を持つと、チームスヴァルガの待つ闘技場へと向かった。

闘技場の中央、インドラのオッサンと対峙する。


「ふっ、神を待たせるとは随分と生意気な小僧だ」

「すみませんねぇ。でもいつも暇してるんすから、少し待ったくらいどうって事ないんじゃないすか?」

「ウキッ! インドラ様に向かってなんという口の利き方!」

「くっくっく…まぁ良い」


おおっ、なんかライバルとの戦いにおいてまずはトークで一本取った主人公みたいな感じになっているぞ!

いいじゃん俺!


「…おっぱい揉めるってだけでこのノリ…男の子って謎すぎるわ…」



「さーて、準備はいいかしらぁ?」


サラスは両チームの状態を確認すると開始を宣言する。


「決勝戦! チームスヴァルガvsチーム高天原、はじめぇ!」


始まった!


「それが草薙の剣か。その力、私に見せてみろ!」

「へっ、いいぜ…しっかり見な!」


とにかく逃げる!

俺は全力で逃げるぞ!

そのためには…!


俺は剣を両手で持ち、刃を天にかざした。

そしてアマテラス様に教わったワードを唱える。


「猛き勇者の魂よ、この身に宿れ!」


刃が蒼く輝くと、その光はそのまま俺の全身を包む。


おおおっ!

力がみなぎる!

これが『タケルモード』か!


「はははっ! なんだそれは! 面白いではないか!」

「ウキッ!?」

「どれ…試してやろう!」


インドラが右手に持つ武器のようなものを振ると、その先端から電撃が放たれた。


「うおっと!」


しかしこんな攻撃、タケルモードの俺には簡単に避けられる。


「くくくっ、面白い!」


容赦なく降り注ぐ電撃の雨だが、この程度なら問題ないぜ!


「タイチくん、すっごい!」

「ウキッ! 調子に乗るな!」


ハンヌマンが口を開くと、雷の弾を吐き出した。

だがこれもあっさりと避ける俺。


「ムッキ~! インドラ様! 私に雷の力をお与えください!」

「なんだ? もう決着を付けてしまう気か? まぁよい」


インドラがハンヌマンに向けて電撃を放った。

これは…!


「ウキキ~! 『雷鳴咆哮』!」


準決勝でシグルを倒したあの技だ!

避けるには大きすぎる、巨木のような雷の柱…!


「任せてタイチくん! ハッスルダ~ンス!」


なんだ!?

俺の攻撃力が飛躍的に上昇するのを感じるぞ!

これなら…!


「はぁぁぁーッ!」


俺は草薙の剣で雷の柱を両断した。


「キッ!? そんな!」

「ナイスアシストだウズメ!」

「ふふふっ、このスキルは発動までに時間がかかるのが難点だけどね。試合開始直後から踊っておいて良かったわ!」


あれがウズメの特技、味方の全パラメータがアップするというハッスルダンスか!

最初に聞いた時は使えねぇと一蹴したが、タケルモードの俺に使えば充分強力なスキルだぜ。

さらにクシナダの櫛の効果でハッスルダンスの威力も増している!



「草薙の剣を持つ小僧が前衛、仲間のパラメータをアップできるアマノウズメが後衛か。ククク、なかなか良いチームだ」

「ウキッ!」


さぁ今度はこちらの番だ!

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