火曜日の休日~怒られるんだろうな・・・
土曜日。起きると携帯がすごいことになっていた。
着信7にメールが3。どれも同じ人物から。
あ~~~~なんかめんどくさいことに巻き込まれた気分。
というか、ホントめんどくさい。
土曜日は仕事時間が長いから、当然相手できないし、そもそも
相手をする気も起きない。
そのまま放置することにする。
あ、ちなみにメールも見てない。
シャワーを浴びてお仕事準備。しかしこの冬は本当に寒い。
シャワー浴びただけだと寒くて寒くて震えてしまう。
準備を慌しくして出発する。
携帯はバッグの中に入っているけど、バイブも着信音もOFF。
まぁ落ち着いたら、そのときに考えよう。
お仕事はいつも通り。いつものことをいつも通りにする。
なんてことはない。
ただ、今日はいつもより体調が良くはなかった。
幾度となく薬を飲む。
(明日は痛まないといいんだけど・・・)
とりあえず家に帰るまではがんばろうとそのときは思った。
で、帰宅。シャワーを浴びて、また薬。
昨日のこともあったし、ちょっと精神的なものもあるんだろうなと
納得する。そういえば、携帯は今日1度も見てないけど・・
ああ・・・やっぱり着信とメールが追加されている。
具合も良くないし、あまり見る気も起きずにそのままバッグに
しまっておいた。あとは寝るだけ。
そして日曜日。今日も仕事時間は長い。
バッグの中の携帯を見るのが少し恐い。
ずっと無視してるからなぁ・・・とちょっと反省。
今日の夜なら電話にでも出ようかと、優しい気持ちになる。
達也にとっても今のままじゃ納得というか後悔というか
せっかくの新しい門出だし、気分悪いままで納得するような男じゃない。
シャワーを浴びにいく。
もうそろそろ出発しなくちゃいけない。
―帰宅。今日も疲れた。
バッグの中の携帯はすっかり充電が必要なレベル。
充電しながら、一応確認―…あー…達也以外に真理からもメール着てたし。
あ、この真理ってのは達也と共通の友達なんだけど、
「メール見たら、連絡ください」
だって。ちなみに達也のメールは女々しい言葉のオンパレードだったので
気持ち悪くて捨ててしまった。
もう12時・・・さすがに非常識な時間と思う。
連絡は明日でもきっといいに違いないですよ、きっとそう!
などと薬を飲みながら思う。
まぁ明日もお仕事だし今日は早寝しよう、きっと明日がいい日でありますように。
痛みで目がさめる。今は深夜4時。
日に日に悪くなっていく気がする自分の身体。
半分壊れかけの自分の身体が少しもどかしい。
2時間半しか寝てないし、明日はお仕事。
薬を飲んでPCをゆっくり眺める。
書きたいものがあるのに進まない。
痛みは耐えられないものじゃないから、明日は何もかも忘れて
ゆっくりするのがいいのかも知れない。
―何もかも忘れられるのなら・・・それが一番いいのだろうと思うけれど
そんなことが出来るのなら、とっくの昔にそうしてる。
だからきっと明日もきつい1日になるのだろう
そんなことを思っていた。
そして、なんだかんだと休日の火曜日になった。
あれから達也の連絡も途絶えている。
熱が下がらず相変わらずの体調の悪さ。
まぁいつも通りだからいいんだけど・・
真理からメールあったのをすっかり忘れてた。
「あんた、どんだけ連絡するの遅いのよっ!」
早速非難。まぁ2日遅れだから仕方ない。
「達也が連絡取れないって言ってたから」
そこはちょっと違うな・・正確には「連絡を取らさせない」だ。
「また倒れてるんじゃないかって思ったよ?」
それはあってる。倒れて、今はPCしかする元気ない。
「どうせずっとPC触ってるんでしょう?」
ぴんぽーん。なんで分かるんだお主。
「今日お仕事終わったら家行くね!」
いえ。結構です。そのまま放置してください。
「何が欲しい?あ、ご飯食べてないんでしょ?」
いやいや食欲無いですし。食べられないと思います。
「じゃあ6時頃行くね!あとでね~」
ってあと1時間もないじゃないですか・・・強引だなぁ・・相変わらず。
というわけで慌ててシャワーを浴びて、そこら辺の整理してきます。
女の部屋になってないんですよ・・ええ・・イマドキの年頃の女が・・
と、いつも真理には怒られるので。