世界観
これが私の初めての小説!
お気に召すかどうか……。
2012年の第三次世界大戦が起きてから21年。
人々は世界政府を作り、ようやく平和への道を歩み始めた……。
しかし、終戦直後より奇怪な噂と、それと連動して様々な事件が起きた。
人々は、所謂、神の啓示を受けた者たちがこれらを引き起こしていると噂した。
事件の中には普通の人間には到底不可能な、異形の者でしか為せない物もあったからである。
人々は神の啓示を受けた者達を畏怖の念を込めてこう呼んだ。
能力者と……。その謂れは、人の身から外れた能力を持つことを意味する。
彼らの中にはその、人の身に余る力で新たなる争いを無限に生み出す者もいた。
能力には上限が無く、その発生源も不明。
世界政府は能力による新たな戦争を恐れて手を打った。
人間との共存の姿勢を表す能力者達を中心にして集めた、対能力者用の能力者部隊。
その部隊の発案者であり、総隊長である者の能力の名前から取られた部隊名。
それが、正式名称、世界政府直属対追放者処理特殊部隊。 通称 "UnInstall"
これらの仕事は能力犯罪者の駆逐と、未だ発見されていない能力者の保護である。
そして世界のあらゆる国の国際都市には、その国の国籍を持つ能力者を集めた、
高層ビルが密集した特殊地域がある。
そこに集められた、または連れてこられた能力者達は、必要があれば再教育しなおされ、
そして訓練し、将来の"UnInstall"部隊の隊員として送られる。
その場所は人々からこう呼ばれた。
『HEAVEN』と――――――――――――
文才などというモノは知らない輩ですが、どうぞよろしくお願いします。