コント 「みんなのヒーロー」
場所…公園
役…レッド=ボケ 敵怪人=ツッコミ 人質の女の子
敵「ギャハハ!この子の命がどうなっても知らねえぞ?」
女「誰か助けてー」
赤「そこまでだ!とう!」
敵「誰だ!」
赤「湯気のように熱い情熱!赤飯レッド!5人よそって、ゴハン戦隊、スイハンジャー!」
敵「え?」
赤「出たな悪の組織!その子は返してもらう!」
敵「ちょっと待て、5人?」
赤「そうだが。」
敵「1人じゃん。他の4人は?」
赤「え、まあ、卵かけご飯イエローは今朝こんなスタンプが。」
敵「ん?なになにスマホのトーク画面?布団に入ってて「今日は休みます」ってちゃんと文章打てよ!ゆとり世代か!」
赤「この前残業代もらえなくてため息ついてたからなぁ。」
敵「ブラック企業か。転職しろよ。…で他は?」
赤「海苔佃煮ブラックは先週、妻と愛娘に逃げられたショックで戦闘どころじゃない。」
敵「重い!家庭環境が!」
赤「毎日夢を見るそうだよ。奥さんが「あなた、ご飯ですよー。」といって起こしに来る夢を。」
敵「なにもうまくないから!株式会社〇屋に謝れ!…ええぃ!なんだお前の仲間たちは!じゃ、じゃピンクは!ピンクはどうした!」
赤「桜餅ピンクのことか?」
敵「おおそうだ。よかったピンクいる戦隊で(小声)。」
赤「ピンクは糖尿病でドクターストップがかかっている。」
敵「何やってんだよ、紅一点!」
赤「毎日3食カレーだったからな。」
敵「好物カレーはイエローの特権なのよ。」
赤「前は桜のように可憐だったのに、今では見た目が桜餅だ。」
敵「うわ辞めろー!想像したくないー!」
赤「まあこの話は終わりにしといて、覚悟しろ怪人!」
敵「いや無理無理無理、覚悟できない!そんな話聞いといて戦う気起きない!あ、あれだ!もう1人。あと1人はなんでいないんだ?」
赤「あーブルー?お茶碗ブルーのことか。」
敵「お茶碗ブルー!?今までさんざん米系で縛ってたのにいきなり器?もうちょっと捻ったら?青っぽいご飯とか、他の色にするとか!」
赤「アイツは遊び人でな。今日も昼間っからどこかのディスコでパーティ開催してる陽キャだよ。」
敵「なるほど、容器だけに陽気…、ってやかましいわ!」
赤「とにかく。みんなが苦しい思いをしているんだ…。たとえそんなときでも、勇気をもって誰かが立ち上がらないといけないんだ!だから俺は戦う!」
敵「いいセリフなんだろうけどなー。あの惨状聞いちゃうとなー。」
赤「俺だって…、昨日で3連単的中を逃した。外し続けてもう1か月。もう借金まみれで赤字なんだよ。」
敵「え?もしかしてレッドってそういう赤も含めてるの?」
赤「喰らえ!家計が火の車パーーーンチ!」
敵「うぉ!アブな!」
赤「チッ、外したか。」
敵「なに急に攻撃してんの?っていうかあれだよ?こっち人質いるんだよ?当たってたら死んじゃうよ?ほら女の子だって泣いて…ないけどあまりにも急な攻撃にきょとんとしてるよ?」
赤「うるせぇ!今の俺には栄一が必要なんだよぉ!」
敵「落ち着けギャンブル廚!今(2022年現在)はまだ諭吉だよ!」
赤「金が、倒した報酬の金が欲しいんだよ!女の子がいなくなったらそんときはそん時だーキィーーーーーーック!!!!」
敵「さっきから技名ダサすぎるんだよ!お前も大概の屑野郎じゃねぇか、ぐわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!こんなやつにやられるなんてぇぇぇぇぇぇぇ!」
赤「悪は栄えぬ!!ハーッハッハッハ!グッヘヘヘヘヘ。」
女「悪ってなんだろう?」
赤「ん?ゴホン、ゴホン(咳払い)。お嬢ちゃん大丈夫?怪我はないかい?」
女「うん。なんかすごく危ない匂いがしたけど、命が助かっただけましだと思うことにする。」
赤「そうか。よかったよかった(棒)。」
女「あ、ママー--!」
赤「お、母親が来てくれたか。これで一安心だな。って、ん?」
女「ママ、あのねあのね。あの屑なおじさんが助けてくれたの。」
赤「丸い眼鏡にデカイ鼻…。あの特徴は……。ブラックの奥さん!?」
終




