花子との会話
「え? 花子さんはカエデさんやナオキさんと面識ないんですか!?」
「えぇ、そうよ。 と、いうか生徒会と面識あるのは不良かよっぽど優秀な生徒だけよ。 他は相手にされないわ」
「そうだったんですか……教室は少し離れてるだけなのに……」
「シオン君はまだ学校のことよくわかっていないだろうけれど私達は落ちこぼれクラスよ。 そうね……Zランクってところかしら」
「Zランク? じゃあ生徒会の人たちは?」
「Aランクね。 つまり間が凄く空いてるの。 もし戦っても勝てないのよ」
「そ……そうなんですか……」
「えぇ、しかも彼らは基本的に能力を多数所持しているの」
「えッ!?」
「知らなかったの? そうね……Cランクの人たちから持ってる人が多いわね。 まぁ私達にはまだまだ関係ない話だけれどね」
「あの……卒業とかあるんですか?」
「あるわよ。 一応4年間は学生ね。 あとは研究者や先生の見習いとして残っている人もいるわよ」
「そうだったんですか……。 あの、ちなみに生徒会のリングを奪うと生徒会になれるって聞いたんですけど……」
「あぁ、あれは伝統行事よ。 生徒会長だけは選挙で選ばれるの。 でも他の役職は実力順なの。 だから相手から奪えば役職を得られるって訳。 まぁその制度が出来てからまだ誰も奪えていないみたいだけどね」
花子は伝説でも話すかのように語る。
「そ……そうですよね。 そんな人現れないですよね……」
シオンは明らかに何かを隠している様子だった。
「もしかして……奪ったの?」
花子が半信半疑で問いかける。
「……はい」
「誰から?」
「クロさんから……」
花子は口をパクパクさせているが声は何も出ていない。
「えっと……これです」
シオンがリングを見せる。
花子はリングを見ると驚いた顔でシオンを見た。
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