ケンの能力
徐々に黒王の人達が押され始めてきた。
ケンはナオキから離れ倒れている人を踏み台にするとみんなより少し高くなる。
「みんな聴け。 俺たちはお前たちを傷つける為に来たわけではない。 むしろ俺たちの仲間になる人を探しているくらいだ。 どうだ? 戦いは楽しいだろ? ついてこればもっと楽しいぞ」
生徒たちは何故か静まり返りケンの言葉に耳を傾ける。
「惑わされるな」
ナオキは近くにいる人達の頬をビンタするが全く効果が無い様であった。
「能力か……」
ナオキはケンに向かって走り出す。
「俺を守れ」
この言葉でみんながナオキに攻撃を仕掛けてくる。
ナオキは校舎の中まで下がらされてしまった。
黒王の人達と学園の生徒は校舎内に向かって歩き始めた。
校舎内には女子生徒の他には先生達しか残っていない。
基本的に先生たちは子供の喧嘩と捉えており関与を禁止されている。
屋上からノアたちは見ていた。
「助けに行く」
ノアは今にも飛び出しそうな勢いで言うがマリアがノアの手を掴む。
「ダメよ。 万が一って事があるから」
花子はまだシオンが倒れているのを見ると階段に走り出したが階段の扉が開きカエデとナオキが現れた。
「ダメだ。 ほぼやられた」
「ここの扉を破られたらおしまいよ」
カエデは扉を凍らせる。
「これで少しは大丈夫だと思うわよ」
花子は校庭が見える所まで駆け寄ると手すりを持ちシオンを探す。
まだシオンは倒れたままだった。
「シオン君死んじゃったのかな?」
泣きそうな顔で花子が言うとカエデが走ってきてシオンを見る。
「シオン君……」
カエデも哀しそうな顔で見ていた。
読んでいただきありがとうございます!
今日はこれたけしか更新できません。。
また明日頑張ります!!




