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特訓1
シオンは花子の鞭を避ける。
鞭の動きが速くなるがシオンには楽な作業でしかなかった。
しばらく避けると花子のメガネが光った様に見えた。
「えっ?」
シオンが避けると衝撃波がシオンを襲い吹き飛ばされる。
「あらあら、これも避けられるかと思いましたわよ」
何故か口調がおかしい。
シオンが立ち上がると直ぐに鞭が飛んでくる。
シオンは掴もうと手を出すとまた衝撃波が襲ってきた。
「くそッ。 ダメか……」
シオンは飛んできた鞭を取ることを諦め鞭を避けては衝撃波を喰らうと繰り返していた。
しばらくすると鞭が止まる。
シオンは立っているのがやっとであった。
「シオン君の能力は指定型なのね」
シオンはなんの事かわからず説明を求めた。
「何か限定で能力を発動しているの。 例えば鞭の攻撃を避けると賭けててもそれ以外は賭けていないから自分の力で避けないとダメージを貰ってしまうの」
シオンは頷く。
「私全体で賭けてみたら?」
「それは前にも試したけどダメだった」
「うーーん。 そうなると少し困るわね」
花子はその後1人でブツブツ言い続けた。
「なぁ。 俺の攻撃も避けてみてくれよ」
太郎は楽しそうに言いシオンは頷くと立ち上がった。
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