自己暴走
シオンが気を失って倒れた。
クロは少しスピードを緩めようとした。
「緩めるな、また暴走するかもしれない」
ナオキの言葉に更にスピードを上げた。
中の空気はほとんど残っていない。
シオンはゆっくりと起き上がる。
「やってくれるぜ」
シオンが呟くと風の壁に歩いていく。
「こうやって能力は使うもんだぜ」
シオンは壁の目の前で立つと足を軽く出す。
クロはそれにつまずき吹き飛んでいった。
「能力っていうのは無駄なく使うんだよ」
シオンはクロに向かって歩いて行くとリングを指から奪った。
「これでいいだろ」
というとシオンは倒れきを失う。
しばらくすると目を覚ましてシオンは自分の手の中にあったリングを見た。
クロの側にナオキとカエデがいたのでシオンもクロの側に行く。
「大丈夫ですか?」
「あぁ。 大丈夫だ」
ナオキはクロを見たまま答えた。
カエデは泣いているように見えた。
シオンはどうしていいのかわからずその場を離れた。
みんなが見ていた窓に目をやるがノアの姿は無かった。
シオンは校舎の中に入ったが行く場所がなく保健室に戻った。
ドクターが出迎えてくれた。
「強いじゃないかよ、まぁ座れ」
イスに座らせてくれた。
「いえ、僕の力ではありません」
「何を言ってる、みんな声も出てなかったぞ」
ドクターは笑っているがシオンはとても笑える状況ではなかった。
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